世の中がわかる「○○主義」の基礎知識 の商品レビュー
いろいろな主義を相関図で理解できる本。10年くらいぶりの再読で、個別の解説もほぼ理解できるようになってた。 あと、「武士道」(=明治武士道)はうさんくさいというのが今回の発見。
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知的6 かかった時間120分 表題のとおり、リベラリズムとかポピュリズムとか功利主義とか清貧主義とかについて、サラサラっと感覚的に説明してある本。 ことばを知ると世の中の見えかたが変わるし、そのことばを我々は日々忘れていくので、たまにこういった本で確認すると、そうだったなぁー...
知的6 かかった時間120分 表題のとおり、リベラリズムとかポピュリズムとか功利主義とか清貧主義とかについて、サラサラっと感覚的に説明してある本。 ことばを知ると世の中の見えかたが変わるし、そのことばを我々は日々忘れていくので、たまにこういった本で確認すると、そうだったなぁーと思い出せる感じが良い。 なんとなく、PHP新書っぽくない感じがした。 (PHP新書っぽいってなんだろう…笑)
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世の中に色々ある「○○主義」についてすごく簡単に一般論と著者の独断と偏見を織り交ぜて説明した一冊 面白かった。基本的なコンセプトが、すごく簡単にエッセンスを説明するから、興味があるのを見つけたら各々詳細は自分で勉強してね!というものなので、とにかくわかりやすい。というかシンプル...
世の中に色々ある「○○主義」についてすごく簡単に一般論と著者の独断と偏見を織り交ぜて説明した一冊 面白かった。基本的なコンセプトが、すごく簡単にエッセンスを説明するから、興味があるのを見つけたら各々詳細は自分で勉強してね!というものなので、とにかくわかりやすい。というかシンプル。辞書に毛が生えた程度とも言える。 そこに著者の独断と偏見に満ちたコメントが続く。コメントは、なるほどと思わせるものもあれば、「アンタ、インスピレーションビンビンのダンサーにフラれたのかい?」と思わずにはいられない偏りに満ちたものまで様々。 でもこういう「勉強ってそんな堅苦しいもんじゃないよ」ってスタンスの本は好き。何かを学っていい意味でこの位適当(?)でいいよなぁと思ったりした
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いろんな「主義」「イズム」が登場するので、なかなかアタマがついていかないが、いかにいろんな「イズム」があふれていて、自覚なしにその型にはまりがちか、考えさせられた。
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○○イズム、○○主義、とは結局どういうことなのかが、かなり具体的に書かれている。正直こんなにも種類や関係性があるとは思わなかった。それぞれの主義主張の押し付けではなく、比較的中立的に書かれていると思う。 これをスタートに、他作者の同様他書も読んで比較してみたい。
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あらゆる「〜主義」についての説明本です。単なる単語の説明で終わらず、社会的背景や他の単語との関連での説明をストーリー仕立てで書かれており、読みやすいです。
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自由主義、実存主義など○○主義、リバタリアニズムやサディズムなど○○イズムと付くいろいろな言葉について、成立の背景や内容を簡潔に解説した本。 内容そのものはためになるけど、浅く広くという感じ。タイトルに「基礎知識」と銘打ってあるぐらいだから。
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世の中にあふれている○○主義や○○イズムという言葉。国家主義とか軍国主義とか民主主義とか、社会主義とか。 なんとなくイメージでは理解しているものの、詳しく知らずになんとなく使っているのが実情。民主主義は独裁主義に通じるというのは本書を読んで一番びっくりしたこと。 色々な○○主義・...
世の中にあふれている○○主義や○○イズムという言葉。国家主義とか軍国主義とか民主主義とか、社会主義とか。 なんとなくイメージでは理解しているものの、詳しく知らずになんとなく使っているのが実情。民主主義は独裁主義に通じるというのは本書を読んで一番びっくりしたこと。 色々な○○主義・イズムが簡単に書かれているので、なんとなく理解をするにはちょうど良い。ただ、簡単に書かれ過ぎて物足りなさもある。それは著者が最初に一言述べているので、これをきっかけに、それぞれの主義を勉強してみればよいと思う。
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「○○主義」といわれるもの,とくにリベラリズムとリバタリアニズム・ネオリベの違いがよくわからなかった私としてはその部分は役に立った。 文章は読みやすく,内容もさらっと頭に入ってくるので,知らなかった定義についての整理に,非常に有用である。 だからといって,世の中がわかったかとい...
「○○主義」といわれるもの,とくにリベラリズムとリバタリアニズム・ネオリベの違いがよくわからなかった私としてはその部分は役に立った。 文章は読みやすく,内容もさらっと頭に入ってくるので,知らなかった定義についての整理に,非常に有用である。 だからといって,世の中がわかったかといえば, ますますわからなくなったというのが正直なところだ。 似たようなものを1章にまとめて示しているのはいいのだが, 章相互にも,関連があるはずだ。1章完結でそれだけ見ればわかった気になれるのだが… 簡単にイズムを理解しようと考える自分のほうが未熟なのかもしれない。 特に後半は,吉岡の得意分野と不得意分野で,記述の濃淡があるので,個人として納得しかねる記述も散見。 「吉岡の顔」が見えてしまうわけだが,著者の顔が見えることをこの本に求めていなかったので,戸惑う。 ところで,この本は,浅く広くの教養書という位置付けだと思うのだが, きちんと読んで飲み込んでいい本なのか, 話半分に聞いておくべきなのか,少し気になっている。 こういう考えに至った事情として,この人の引用作法への疑問があるので,メモっておく。 ******* pp66-67で森村進を引用して「臓器くじ」の提案を紹介しているが,臓器くじの考え方を示したのはジョン・ハリスである。 森村は引用元「自由はどこまで可能か(講談社現代新書;P47)」において,ハリスの提案であることを示しているし,ハリスがどの論文で示したかも紹介している(引用元の明示)。 が,吉岡は引用文の頭にあったはずの「ハリスは」の4文字を抜いてしまっている。 吉岡の文中では,臓器くじの例さえ示せれば話が進むので,「ハリスは」の4文字は論旨に関連しないし,これを知らないと読めないというところでもない。しかし,抜いてしまうと,知らなければ「臓器くじ」が森村進の提案であるように見えてしまう。 どうなの,それ。 どうしてもハリスの臓器くじの「提案」だけを引用したいのであれば,ハリスの原典に当たるべきなのではないか? 瑣末な点だと思われそうだが,この点だけに限定していえば,吉岡は森村の当該書のみを見て,孫引きを行ったということになるし,それが孫引きであることを「ハリスは」の4文字を引用しないことによってごまかしているということになる。 はっきり言えば,研究者としてはありえない行為だ。 これが一つ発見されただけで,他が立派でも,「もしかしたら知らないだけで…」と思ってしまうから不思議なもの。 それだけ,論文を書くときに「引用」には慎重になれと刷り込まれてきたということかもしれない。
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世の中を知りたいと思って読んだけど やっぱ世の中は○○主義という概念だけでは測れないっす! 手短に書いてあって勉強にはなったと思う。 ただ、個性的、独創的になるにはスキマを攻めるしかないという項目には猛烈に反対。
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