リッチウーマン の商品レビュー

キムキヨサキ【著】,白根美保子【訳】

2010/03/15

女性向けの自己啓発本。ロバート・キヨサキの奥さんが著者。勝間和代さんの勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイドに通じるものがあります。
内容のロジックの流れは以下のようなものです。

・＜現状の問題点＞　主婦になって経済的に夫に頼るのはまずい。離婚は増えているし女性の方が長生きだから（アメリカの統計が使われています）
・＜Plan＞ 投資をしましょう
・＜ソルベンシー＞　お金の問題から自由になって、夫とどうなっても困らない生活が手に入る

以下気になったポイント

・1969年、エドガー・デール（Edgar Dale）によって提唱された経験の円錐（Cone of Learning）

→同じように学ぶでも、手段によって残存記憶の効果としては７倍の差が出る可能性がある、という事がわかります。
例えば「blog」にしても、書くという能動的な手段を使った人にとっては70％ほど覚えていても、読むという受動的な手段をとったら10％ほどしか記憶に残らない。
当たり前の話なんだけど、数値化されるとハッとしますね！

・男性も投資も３つのタイプがある。「ワルとナイスガイと意気地なし」
Q)
「ワル」：父親が絶対娘とデートさせたくないタイプの男性。刺激的で心をそそられ、女性はどうしても欲しくなる。チャレンジ精神を掻き立てられる。このダイプの男性は何をしでかすかわからない。だから、いつも目が離せない。一緒に居ると退屈しないし、女性の興味をひきつけて離さない。一生心に残る男の人。こういう男性が女性のハートを傷つけても驚くにあたらない。男女の愛憎劇にはいつもこのダイプの男性が関わっていると思って間違いない。

「ナイスガイ」：友達になれる人。誰もがそばにいたいと思うような人。おしゃべりができて、一緒にいると気持ちがよくて、あなた（女性）が問題を抱えていたら話を聞いてくれるような人。何でも話をして解決するから、人とけんかをすることはめったにない。安心して付き合えて、あなた（女性）の悩みの種になるようなことはしない。こういう人がやることはだいたい予想がつく。礼儀をわきまえていて、女性を尊重しているから、最初のデートの時にまずキスはしない。

「意気地なし」：思わず『しっかりして！』と言いたくなる人。ともかく元気がない。こういう人の人生にはほとんど刺激がない。意気地なしとのデートはたいてい、映画のあと、夜も更けないうちに終わる。マンションの屋上、星空の下でろうそくに照らされた思いがけないディナーなんていうのは期待してはいけない。意気地なしはあなたを驚かすようなことは決してしない。いろいろな意味で、波風をたてるようなことは絶対したくないと思っているから、偉業を成し遂げることも決してない。ただ全て平穏無事に、安定した状態にしておきたい。意気地なしにはほとんど全てのことがリスクが多すぎるように思える。要するに、彼らはただ生きていたいだけ。（UQ

→さすがアメリカの女性。。強気ですね。でもこれ、面白いですよね。（笑）

2009/11/05

この本に共感できる人とだけ友達であればいい。

・・・だけじゃあ、主観的だし、レビューとして雑なので・・・

今は不自由なく暮らしていても、旦那（親・会社）が他界（倒産・失業）したあとは生活レベルを下げなくちゃいけない。
嫌だ、そんなの！ でも、このままじゃ、そうなっちゃう！
そう思ったのなら、是非読んで欲しい一冊です。

惰性や受け身で生きるのではなく、積極果敢に生きていきたい、精神的にも経済力にも自立を目指す（目指したい）女性にお勧めです。
投資が上手くできるかどうかはさておき、投資や経済に対する意識が変わる一冊です。

2009/11/17

女性のための投資入門。内容は良いんだけど、本が分厚すぎる。幼少時からのエピソード、金銭面で確実に自立する事を目標として。金融の云々を始めようという人じゃなくても、思い切りとか自分を律するという意味では良い本だと思う。
っていうかロバートキヨサキの嫁さんやん、

あなた自身の理由を見つける方法
焦らず何度でもゆっくり考えて、以下の事をする
１，私が経済的に独立したいと思ってる本当の理由は何か？
もう二度と働かなくてもよいなら、何をするか・好きなだけ時間があったら、何をするか　お金のことを心配しなくても済むとしたら貴方の人生はいまと何処が違ってくるだろう？頭に思い浮かんだことを全て紙に書こう。
2, もう一度、私が経済的に...と自分に聞き、前よりさらに深く考えよう。頭に思い浮かんだことを全て紙に書こう。
3, もう一度、私が経済的に...本当の理由、心の奥底にあって嘘偽りのない理由はなんだろうか？紙に書こう。

2009/10/04

男性は三つのカテゴリに分類される。
・ワル（振り回される）
・ナイスガイ（期待通りの動きをしてくれる）
・意気地なし（ほっといても大丈夫）

これを投資に当てはめると、
・ワル：FX,デイトレード、短期保有株
・ナイスガイ：ETF、長期保有株
・意気地なし：投資信託、貯蓄

女性は、「ワル」になぜか惹かる傾向がある。
リスク故の潜在性（未知の可能性）を期待してしまうから。
確かにそうかも、、と納得。

男性を投資に当てはめる発想が面白かった！

大事なことは、どれがいいとか、悪いではなく
自分自身が、対象について、常に学び続けること。

最後に、

"人生で大切なもの全て、例えば健康、教育、生活の質
といったものにお金が影響を与えることは確かだ"

金持ち父さんを同じ、「お金を働かせること」って
必要だと、改めて思った1冊でした。

2009/10/04

読んでてどきどきわくわくしっぱなしになった一冊☆

読んでて共感しまくり。

女性目線でのビジネス、大切なことが詰まってます。

大学同級生の仲良し女子グループが

卒業して10年以上ぶりに再会。

彼女たちはそれぞれどんな人生を歩んできたのか？

幸せな人生って？

自分の手で幸せを掴むために必要なこととは？

私は作者・キムのような人生を歩みたい！

2009/10/04

筆者の想いに共感するべく点が数多くあったので、かなり共感して楽しんで読むことができた。

国に頼るのも、夫に頼るのも、自分自身の「自由」を狭めるだけである。給料や時間と引き換えに自分を犠牲にするのではなく、どうやって女性が独立し、自由な時間を持つことができるのか、教えてくれる本。

何かしたいけれどもどこから始めていいかわからない。という状況の多くの女性、また将来自分がなりうる像を、幾つかの例を用いて説明してくれているので、多様な立場からお金について考えることができる。
また、女性のほうがいい投資家になれる、というデータも面白かった。

まず始めて見る、そして常に学び続け、わからないことは質問し、いい仲間を探し、勝つように自分を持って行く。好きなものを見つけて金融の用語やニュースになれていく。
何事もコツコツと始めてみて、大きなリターンを求めるのではなく、自分の支出をカバーできるような、キャッシュフローをもたらすようになりたい、と思わせた本。