数学の学び方・教え方 の商品レビュー
ここまで数学や算数を…
ここまで数学や算数を深く考えたことはなかった。深いです。
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はしがきと序章だけでかなり満足。 それ以降は数学をどうしたら挫折せずに学ぶことができるのかを述べている。最初に教えるのは「数」ではなく「量」であるという理論には納得。数学が得意な人は勝手にやってるあれこれではあるが、それをきちんと言葉にされていることがすごい。 「すべての子ども...
はしがきと序章だけでかなり満足。 それ以降は数学をどうしたら挫折せずに学ぶことができるのかを述べている。最初に教えるのは「数」ではなく「量」であるという理論には納得。数学が得意な人は勝手にやってるあれこれではあるが、それをきちんと言葉にされていることがすごい。 「すべての子どもを賢くするためにつくられたはずの学校が、いまでは子どもたちを優等生と劣等生にふるいわけ、子どもたちを序列づけるための施設に変わりつつあります。」はしがきⅰ 1972年発行時点で、このような言葉があるのには驚く。現在2025年ではより一層その傾向はあると思う。点数で順序づけして、順位が低い子にはもっと勉強しなさいと言うだけ。今の子どもたちは学習指導要領の改定に伴い、かなり難しい勉強を小学校、中学校からやらされている。教員の数も少なく、満足のいく指導ができないところもあると思う。ワークを3周して、ほとんど問題を覚えて、先生はワークから問題を出す。 どんな勉強が一番良いのか、ただ点数が取れるだけでなく、その子の思考力も伸びるような学習方法など存在するのだろうか。
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Amazonで見つけて、タイトルに惹かれ購入。 表紙のデザインから難しいことが書かれてそうなオーラがありありと出てたが、そんなことはなかった。 1975年に書かれたということもあり、この時代の教科書批判?のような内容が主であった。 とはいってもそれに対する代替案は具体的で分かりやすく、現在の教科書に使われているもの多数で「こんな経緯があったのか」と勉強になった。 例えば、タイルを使った四則計算の説明。 数を視覚化して、思考しやすくするという手立ては、遠山先生考案らしい。 他にも、測度の考え方を活かした量の学習。 この時代まで教科書の参考にされていたのはユーグリッド互助法。これは測度を考えない(何センチとか何キロとかがないということ)という考え方で、抽象的な学習になっていたらしい。今はそんなことない。つまり、遠山先生の考え方が採用されている。 算数の理論書入門のようなイメージ。
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数学って、問題集見て、問題解いて、その解法が理解できた時とか過去の知識で一発で解答できた時の達成感はかなりある。 それがパズルのようで楽しくて、好きなんだよねえ ただ、子供たちに教える時、どうしてもうまくいかないことがあったけど、まさしくその時の対応がわかる本 「数学ってこんなん...
数学って、問題集見て、問題解いて、その解法が理解できた時とか過去の知識で一発で解答できた時の達成感はかなりある。 それがパズルのようで楽しくて、好きなんだよねえ ただ、子供たちに教える時、どうしてもうまくいかないことがあったけど、まさしくその時の対応がわかる本 「数学ってこんなんだったんだー」と感動すら覚える
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量、数、集合、論理、図形、空間、変数、関数の考え方と教え方を述べる。教え方については、量と数にページをかなり割いている。これは小学校での算数の教育について筆者はかなり批判があるからだろう。水道方式の考案者の数学教育についての考え方を述べたもの。
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まずは理解は二の次、速さ重視で読んで見たが数学だけあってさらりと頭に入ってくる内容ではありませんでした。 ただ頭には入らなかったものの、なんか面白そうなことが書いてあるのはなんとなく分かりました。 もう少し簡単な数学の本を読み込んでからリベンジしたい1冊です。 従って現時点での評...
まずは理解は二の次、速さ重視で読んで見たが数学だけあってさらりと頭に入ってくる内容ではありませんでした。 ただ頭には入らなかったものの、なんか面白そうなことが書いてあるのはなんとなく分かりました。 もう少し簡単な数学の本を読み込んでからリベンジしたい1冊です。 従って現時点での評価はしません。
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子どもへの数学(算数)への教え方を考えた本だが、大人が読んでも参考になる部分は多い。 なんとなく「そういうものだ」と暗記してきた基礎的な部分(量や分数の割り算など)を改めて理解し直すことができた。
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全体としては勉強になった。 ただし、出版時期が1972年とだいぶ古い。古いが、未だ増版されていることから、需要がいまだにあると言える。現代にも通ずるとこがほとんどで、教育の課題はいまだに解決されていないことがうかがえる。 理系にありがちな言葉遣い(使用する言葉・表現など)が良くないと感じた。読みづらく、理解しにくい部分が多数ある。 また、教育方法に正解が一つであるかのような気が感じられる。しかし、数学を解く上では感性的な部分もあり、解法は多数あるので、教育においてもいくつものバリエーション(個別の対応)が必要に感じた。 さらに、数学教育を学問として系統分類して、理解しやすくすることは重要であるが、教育する上で子供たちが理解しやすくするための分類とは異なると思った。
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量の体系と四則演算の考え方 数学の中で量の体系と四則演算の考え方が参考になった。 外延量・内包量と掛け算割り算の関係が特に参考になった。 外延量:広がりを表す量。加算可能。体積,長さ,質量,時間など 内包量:内容内に包んだ性質を表す量。密度,濃度など。加算不可。 かけ算は足し...
量の体系と四則演算の考え方 数学の中で量の体系と四則演算の考え方が参考になった。 外延量・内包量と掛け算割り算の関係が特に参考になった。 外延量:広がりを表す量。加算可能。体積,長さ,質量,時間など 内包量:内容内に包んだ性質を表す量。密度,濃度など。加算不可。 かけ算は足し算の繰り返しと考えると分数や0の演算で説明がつかなくなる。 「1あたり」の量に容れ物の広さをかけて中身の量を出すと考える。 2×3だと,2は1あたりの量。3はいれものの広さ。 参考文献はなくて著者の勝手な解釈にとどまったのが残念だった。
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数を量として捉える部分が面白い。 小学生にタイルと数と数詞を常に参照させながら関連づけて教える必要があるという点で私はこの部分が良くできていないから数自体が苦手なのだと分かった。 前半の連続量・分離量のあたりが良い。
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