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資本論の世界 の商品レビュー

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2017/11/01

本書は、初期マルクスと資本論を離して読んではいけない、と述べている。 とすれば、初期マルクスと資本論の後期マルクスを切断してみる、 現在のマルクスを論じるものの読み方は何なのだ? 最初は私は集中して読めたが、だんだんと集中力が落ち、理解できなくなってきた。 資本論に対する私の理...

本書は、初期マルクスと資本論を離して読んではいけない、と述べている。 とすれば、初期マルクスと資本論の後期マルクスを切断してみる、 現在のマルクスを論じるものの読み方は何なのだ? 最初は私は集中して読めたが、だんだんと集中力が落ち、理解できなくなってきた。 資本論に対する私の理解が低い、ということがわかる。 とても参考になります。 おすすめの本です。

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2015/03/22

マルクスの思想が、その動機からして経済学と不可分であることを知った。むしろ、マルクスの思想が経済学の体系に体現したということである。 内容については正直なところ理解しきったとは言えない。理論の、なにより視点に言い知れない古さを感じてしまうのは、もしかしたら僕が共産主義に関する世界...

マルクスの思想が、その動機からして経済学と不可分であることを知った。むしろ、マルクスの思想が経済学の体系に体現したということである。 内容については正直なところ理解しきったとは言えない。理論の、なにより視点に言い知れない古さを感じてしまうのは、もしかしたら僕が共産主義に関する世界的な実験が失敗した後に生まれたからかもしれない。そういう意味で今の自分にはピンとこなかったが、思想史上の重要なマイルストーンであったことは確かであろう。 人生の中のいつの日か、また再読しようと思うかもしれない。

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2014/10/18
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小熊英二先生がゼミ生向けの資料の中でマルクスの本を読む際の参考書籍として挙げていたのでよんでみました。 本書は著者がラジオ番組で話した内容を元にしているおかげもあって読み易い内容でした。マルクスのガチ経済学本を読むのにいいかも? 学生時代にマルクスの経済学批判を読んで理解したと思っていた事柄があながち間違っていなかったこと、そして一人で読んだのでは理解できなかった部分を分かりやすく解説してくれていてよかった。

Posted byブクログ

2011/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 『資本論』を実際に適用してみることで、人間と社会がどう見えてくるか。 『資本論』という経済学の体系を作ったマルクスが、現代の私たちに何を語りかけているか。 対象である資本主義の現実と、マルクスという人物との間に緊張をたたえて成立する資本論の世界を解明し、現代を理解する視座を提供する。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/11/12

社会主義と資本主義の比較をしたくて読みました。(どちらかといえば社会主義重視で) 貨幣の巡りにより社会は発展し全てうまくいくと唱える資本主義。しかしそれはNo。社会が発展すればすれほど労働者は必要なくなる。(機械化などで)そうであるから絶対的な貧困は必ず存在する。 と言うことが...

社会主義と資本主義の比較をしたくて読みました。(どちらかといえば社会主義重視で) 貨幣の巡りにより社会は発展し全てうまくいくと唱える資本主義。しかしそれはNo。社会が発展すればすれほど労働者は必要なくなる。(機械化などで)そうであるから絶対的な貧困は必ず存在する。 と言うことが語られていたようですが、どうにもこうにも わかりにくい本だ。。 こうだから→こうだから→こう と順序立てて書いてないのがどうやら原因のよう。 問題いっぱい!だからどうすればいい(解決策)については触れられておらず(資本主義の問題指摘に終始)、また資本論の紹介本としても不十分であった。

Posted byブクログ

2009/10/07

03年教養ゼミで。内容はあまり覚えていないし、たぶん現状で役に立つとも思えないのだが、 これが元ネタがラジオ講座だった、ということに素直な驚きを覚えた。たぶん、そういった関心が教養ってなんだろう、という関心へと繋がったのでしょう。

Posted byブクログ