新編 啄木歌集 の商品レビュー
『一握の砂』、『悲しき玩具』収載。 強い感銘、大きな感動があったと言ったら嘘になります…当時のJポップ、くらいにとらえてもいいのかな、どうかな。 収録全歌の索引つきで、啄木ファンには垂涎モノ、なのかな。
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馬鈴薯のうす紫の花に降る雨を思へり都の雨に 空知川雪に埋もれて鳥も見えず岸辺の林に人ひとりゐき マチ擦れば二尺ばかりの明るさの中をよぎれる白き蛾のあり
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読み出すと、うろ覚えながらも知っている歌が結構でてくる。 雨滴が 痛むあたまにひびくかなしさ 朝日美井留
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烏兎の庭 第一部 書評 8.31.02 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/takubokuy.html 烏兎の庭 第五部 箱庭 5.16.16 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto...
烏兎の庭 第一部 書評 8.31.02 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/takubokuy.html 烏兎の庭 第五部 箱庭 5.16.16 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/diary/d1605.html#0516
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購入:朔太郎みたいな詩もいいけど、 啄木みたいな短歌もいいなあ…。 最近の寝る前の友。岩波文庫のこの字体がなんともいえない。 友だちに薦めたいが、わかってくれるか(笑)
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テロリストについて語った「一匙のココア」という詩がなんともいえなかった。100年前の詩なのに。短編の寓話のようなものもあり、彼の視点の豊かさが味わえる。
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蟹とたわむれたり、母を背負って三歩歩まなかったりな歌で有名な石川啄木の歌集。 「一握の砂」「悲しき玩具」に補遺を加え、いっぱいたくさんの短歌が掲載されています。 授業の関係で買って読んだのですが、授業が終わった今もとても全部は読みきれていま せん。(正直者)でも、おもしろかったで...
蟹とたわむれたり、母を背負って三歩歩まなかったりな歌で有名な石川啄木の歌集。 「一握の砂」「悲しき玩具」に補遺を加え、いっぱいたくさんの短歌が掲載されています。 授業の関係で買って読んだのですが、授業が終わった今もとても全部は読みきれていま せん。(正直者)でも、おもしろかったです。“興味深い”なんて意味のおもしろいでなく、 単純におもしろい。でした。 くじ引きの群集に野次馬根性をかいま見せ、曇りの日に人を殺したいなんて物騒なことを 呟いたかと思えば、かさこそ落ち葉を踏むのを楽しんだり、正月初日を見るのに起こされて 眠いだとかなんだとか。そんな歌に思わずニヤニヤ。 ひとつひとつの歌単品で読むより、いくつも通して読むほうが「人ってウツの時もソウの時も あるよね。うんうん。」っていう感じで数倍楽しめました。おしまい、歌に描かれる人物像に 親近感持ってなんだか愛しくなっちゃったりするくらい。(文中と読者との距離感があるから こそ感じる親近感だとは思うけど。実際こんな人が近くにいたら大変です。)ともあれ、かなり 楽しめました。この一冊。
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