雪の華 の商品レビュー

伊藤たかみ(著者)

2020/07/15

恋愛小説なのに謎を解いてく感じが新感覚だった。みんな不器用で壊れてて切ない。先が気になるし、どんどん話に入っていける。でも読み返すことはないかな。ちょっとひねった話が好きな人お勧めしたい。

2015/10/24

京子が伝えたかったことって…、そうなのかな？
伊藤たかみさんだから読んだけど、好き嫌いわかれる作品かも。

2014/04/05

初めて聞く「共感覚」という言葉。
全ての匂いを形として認識できる力。
その特殊な感覚を持った主人公が、再び出会う「形」とは。新感覚のラブストーリー。
なんだか切なくなるお話でした。

2013/05/19

優が偶然再会した友人の霧島の彼女の七海に見えた「形」。

共感覚と呼ばれるそれは、交通事故で亡くなった京子の形とよく似ていた。

優と霧島と京子。
いつだって三人でつるんで、そばにいたいと強く思った微妙な三角関係。

七海に見える京子の面影に当時を思い出し、
彼女が生前、何を思い何を伝えたかったのかを探す日々にあけくれて
わかった事実。

読み始めから、えっこれって伊藤たかみだよね？でいっぱいになり
読み終わっても、あれ、これって伊藤たかみなの？という気持ちでいっぱい(^q^)

161ページで誤植を見つけてうれしい！
青春なんだろうけれど、京子の軽い感じとかリアリティ(？)がいまいちで共感できなかった)^o^(

2012/06/07

作中にある共感覚は興味深かった。個人的には絶対音感みたいなものと認識した。絶対音感を持つ人は日常の音がすべて音階で聞こえるために、それがストレスになるという。共感覚もそういった部分があるのではないかと思った。

2011/04/23

ちょっと切ない系恋愛小説。
共感覚とか少し特殊な設定もありつつ…でしたが、京子が死んじゃてるんで、なんか入りきれない感じはある。
死んだらそれ以上はないって言うか…

人を愛することって難しいんやなーて感じ。もっと上手く出来ないものかな～。

2010/04/21

この方も多作な人気作家さんでしょうが、初読みです。
すぐに読み通せたので、最低限つまらなくはなかったんだろうと思う。
でもすいません、正直な読後感は「久しぶりに、ちっとも面白くないものを読んだ」だった。
評判のいい作品を調べてみよう。よく知らない人なので。

2009/10/07

昔からずっと自分の考えてたことが、話に出てきてびっくりした。同じことを考えてる人が居て少し安心した。　アナタの見ている赤と、僕の赤は同じ色ですか？　　しかし、共感覚ってなんだろね、不思議。

2009/10/04

表紙が綺麗で、思わず手にとってしまった。
「共感覚」に興味を持ちました。
初めて伊藤たかみさんの本を読んだけど……
なんだろう、好きだ。
最初は入り込めなかったんだけど、後からどんどん来て、エピローグでついつい「何だよー！」と言ってしまった。（いい意味で）

「私、幸せなんだ、今。」

もうこういう話好きでしかたない。

2009/10/04

かんじょうがよみとりにくかった。タイトルや装丁のうつくしさにはんして、あまりおだやかでないないよう。とらえかたによっては、そのなかにひとひらのきぼうをみいだすこともできるんだろうけど。