どうぞのいす の商品レビュー

香山美子【作】,柿本幸造【絵】

2010/04/23

うさぎさんがちいさな『どうぞのいす』をつくりました。つかれた人がすわってくれるといいなぁとのっぱらにたてふだもたてたのですが…。

2010/04/02

先日行った眼科医院の待合室にあった絵本なのですが、点眼された後の見えにくいはずの目で、三歳の娘がとても熱心に読むのをせがんできました。

うさぎさんが『どうぞ　の　いす』をつくって置いたら、それをみんなが使ってみんなが少し幸せになれる、そんなお話。
やわらかいタッチの優しい絵と一緒に、待ち合いの短い時間にぐっと絵本の世界にひきこまれました。

2010/03/13

ほのぼの絵本。登場する動物達がみんな、次の人のことを考えるお話。自分の目の前には誰もいないのに、次の人のことを心配してあげる。今の世の中は、そういう気持ちが少ないだけに、子供にこのような気持ちに触れさせるだけでも、いいのではないかと思います。

娘に、「読んで」と繰り返し繰り返し言われます。買ってよかったなと思ってます。

2010/03/02

ウサギさんが、いすを作りました。
そして「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に野原に置きました。

そこを通りかかったロバさん。
どんぐりをたくさん持っています。

疲れたから、椅子にどんぐりの籠を置くと木にもたれスヤスヤ眠ってしまいました。

次に通りかかったクマさん。
どうぞと書かれていたので、どんぐりを全部食べちゃいました。
その代わり、もっていた蜂蜜を置きます。

次は、キツネさん。
やはり蜂蜜を食べ代わりに・・・・と動物たちが次々にやってきます。

一番最後に目を覚ましたロバさん。

椅子に置いたはずのどんぐりが・・・・

2010/02/24

うさぎが作った木の下の小さなイス。
自分が作ったしるしに小さなしっぽがついています。
そばには誰もが使っていいよという意味の
『どうぞのいす』の立て札。

いちばん最初にやってきたロバはドングリがいっぱい入ったカゴをイスに置いて早速のお昼寝。
しかしその間にクマやキツネやリスがやってきては
『どうぞならえんりょなくいただきましょう』と
カゴの中の大事なドングリをみんな食べてしまう…。

柿本さんの描いた表紙の可愛い絵と
『どうぞのいす』という変わったタイトルに惹かれました(笑)。

テンポの良い香山さんの文章にドキドキしながら読み進められます。

『からっぽにしてしまっては、あとのひとにおきのどく』と
次に来る誰かのために、蜂蜜や焼きたてのパンなど、それぞれが持ってきた食べ物を置いていってあげる動物たち。

そんな動物たちの
『思いやりの心の連鎖』に
読んでいてあったかい気持ちになりました。
最後のオチもほのぼのとしてなんとも可愛い(笑)

絵がとにかく可愛いくて飽きないので
見ているだけでも笑顔になれるし
『思いやり』の心を育むという意味でも、
子供たちへの読み聞かせにはピッタリ。

殺伐とした今の世の中だからこそ、
自分勝手ではなく相手を思いやる気持ちが必要だと思うし
大人が読んでも
そんな気付きになってくれる絵本だと思います。

2010/02/13

2歳児には長いかなぁと思いましたが、最後まで集中して聞いていました。
でも、まだ、どんぐりがくりになるオチがまだ理解できていないようでした。
もう少し大きくなったら分かるかな。

2010/02/04

「あとのひとにおきのどく」という言い回し、あまり耳にしないけど、いいなと思った。思いやりの気持ちがみんなを幸せにする、心温まる可愛らしい絵本。

2009/12/30

4歳のクリスマスプレゼントにもらいました。保育園では以前から読んでいたらしく、お友達もみんな大好きなんだー、と教えてくれました。

2009/12/23

うさぎさんが椅子を作って、みんなに利用してもらうことを期待することから始まる。森の動物たちが自分が食べてしまった物と自分のもっているものを取り替えっこしていくという考え方が、なかなかおもしろい。子供と一緒に楽しめる一冊です。

2009/12/17

森の動物たちの優しい気持ちがつながっていくお話。
絵もかわいらしいので、娘が生まれたときから、
読み聞かせています。