1,800円以上の注文で送料無料

へそもち の商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/03/03

5'30" かみなりがいたずらをして 困った村の和尚様が解決する話 絵本を縦開きにして 高さを出している お話自体は低学年向きの昔話。 昔ながらの絵が雰囲気を出している

Posted byブクログ

2024/02/10

高い高い雲の上に住んでいる雷は、雨を降らすのが仕事。でもそれだけではなく、いたずらをしてはへそを取っていってしまうので村の人達は困っていました。お寺の上に雷雲が来たことに気付いた和尚さんは、五重の塔のてっぺんに槍を結びつけ、雷を捕らえた。雷はへそを食べないと雨を降らせることができ...

高い高い雲の上に住んでいる雷は、雨を降らすのが仕事。でもそれだけではなく、いたずらをしてはへそを取っていってしまうので村の人達は困っていました。お寺の上に雷雲が来たことに気付いた和尚さんは、五重の塔のてっぺんに槍を結びつけ、雷を捕らえた。雷はへそを食べないと雨を降らせることができないという。 悪さをする雷と知恵者の和尚さんを描いた創作昔話絵本。 ******* ここからはネタバレ ******* 赤羽末吉さんの素晴らしい絵が際立った絵本です。 空と地上とを描くために絵本を縦長に用いたアイデアも秀逸です(おかげで少し読みにくいですが)。 困った点があるとすれば、和尚さんの真似をしては危険だということ。 雷が近づいてから屋根の上に(きっと)鉄でできた槍を結びつけるなんて、自殺行為ですよ。 村人たちの家にも槍がつけられていましたが、きっと昔の藁と木でできた家なのでしょう、落雷で家事になっていないことを祈ります。 ユーモアもあって、楽しい絵本です。 皆さまにオススメできます。

Posted byブクログ

2023/02/12

へそもちは静岡県に本当にあるのですね?? これは静岡県に伝わる昔話ですかね?? うん!おもしろかった!

Posted byブクログ

2022/06/09

3歳〜。 創作昔話。 淡い色彩の水彩の絵柄が美しい。 縦に開いて読む体裁は、ストーリーを活かすための構図の工夫を優先したもの。

Posted byブクログ

2022/05/06

縦向きに読む本でした。 雷のいるところと、地上部の高さを表現するためでしょうか。なんともダイナミックです。 赤羽末吉と渡辺茂男さんの作品ですから、面白くないはずがありません。 懐かしく感じて、楽しく読みました。 そう言えば、小さい頃、雷がなると 大人たちに 「おへそを隠しなさい」...

縦向きに読む本でした。 雷のいるところと、地上部の高さを表現するためでしょうか。なんともダイナミックです。 赤羽末吉と渡辺茂男さんの作品ですから、面白くないはずがありません。 懐かしく感じて、楽しく読みました。 そう言えば、小さい頃、雷がなると 大人たちに 「おへそを隠しなさい」 って言われたものでした。 素直に隠していましたよ。

Posted byブクログ

2016/06/26

大人になって読むと、絵本は解りやすい教訓と、ちょっとだけモヤモヤする考える種を与えてくれる読み物なんだなと実感。雷様と人間の白々しい和解みたいなのが結局無くて、そこが良かった。

Posted byブクログ

2016/05/27

高い山の上の黒い雲の上にかみなりが住んでいました。かみなりは雨を降らせるのが仕事。でも時々、地上に降りてきては人々を困らせるのでした。かみなりが鳴った時、おへそを隠すワケがわかります。

Posted byブクログ

2015/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

赤羽末吉さんの絵本なので、よんでみた。 高い山の上の黒い雲の上に住んでいる雷は、ときどき地上におりてきて、みんなのおなかのおへそをとっていってしまう。 福音館のこどものとも傑作集を、いつもの横型ではなく縦型に使い、雲と地面の高さの違いを感じられる。 「ぴか ぴかぴか  どろどろ どろん」、いい調子。 おへそを食べないと雨をふらせることができない鬼。 そういえば、昔、雷様におへそをとられちゃうよ、と家族に言われ、雷が鳴ると、おへそを手で隠していたことを思い出した。 鬼門が丑寅だから鬼は牛の角を持ち虎のパンツをはいている、というのは知っているけれど、なぜおへそが必要なんだろう? 神鳴り、畏れ……鬼はそこから来ている? おへそは力を入れるのに大切、へその緒の名残で大切、おそろしい存在がおへそ奪うのはそれが大切なものだから? 謎が深まるばかり……素直によめない絵本でした。 「へそもち」、どこかのおみやげで食べたことがあるような、ないような。 読み終わってから表紙をみると、なんだかかわいい。 雷が黄緑なのがよかった。

Posted byブクログ

2014/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4歳からの読み聞かせ。 高い木に近づかない。避雷針のあるビルや高い建物で雨宿り。など雷の怖さと避け方をユーモラスに子どもたちに教えてる。 珍しい縦開きの絵本が空の黒い雲と下界の人々とのやりとりの高低差を目に見えるようにしてくれる。

Posted byブクログ

2014/07/09

日本画的な色合いと縦につながる絵がすばらしい。 雷様がおへそが大好きなことも、避雷針のことも面白いです。

Posted byブクログ