山のトムさん の商品レビュー
プライムビデオで映画を観て、原作が石井桃子さんだと知り読みたくなって。図書館。表紙絵のトムさんが愛くるしい。色づかいも明るく春らしく、美しい。同じく挿絵も活き活きと場面の様子が伺えて素敵。石井さんのあとがきによると、本書は光文社から1957年秋に出版したものを、福音館で1968年...
プライムビデオで映画を観て、原作が石井桃子さんだと知り読みたくなって。図書館。表紙絵のトムさんが愛くるしい。色づかいも明るく春らしく、美しい。同じく挿絵も活き活きと場面の様子が伺えて素敵。石井さんのあとがきによると、本書は光文社から1957年秋に出版したものを、福音館で1968年7月に版をうつしたものとのこと。石井さんが戦後実際に宮城で開墾生活していた体験、そこで実際に飼っていたトムとのエピソードが元になっているそう。時代背景は昔だけれど、人々の様子やトムの様子が活き活きと描かれていて、好き。今回はざっと読み。寝る前の読み聞かせに、もう少ししたら採用したい。購入候補。 「殺人的満員電車」という表現が、この頃既に使われていたのが意外で驚いた。 2019/3/14
Posted by
ドラマ化の話を聞いて、どんなお話だろう?と興味をもった。 山のうえの暮らしは厳しいが、トムさんの存在がみんなをあたためてくれる。クリスマスにみんながそれぞれにプレゼントを送りあう場面に、贈り物をするときの人を想う気持ちっていいなと再認識させてくれた。これからドラマを観てみます。楽...
ドラマ化の話を聞いて、どんなお話だろう?と興味をもった。 山のうえの暮らしは厳しいが、トムさんの存在がみんなをあたためてくれる。クリスマスにみんながそれぞれにプレゼントを送りあう場面に、贈り物をするときの人を想う気持ちっていいなと再認識させてくれた。これからドラマを観てみます。楽しみ♪
Posted by
翻訳家としてのイメージが強い石井さん。 ご自身で書かれたお話を読むのはこれが初めて。 戦後間もなく、開墾に従事した一家と猫の生活。 逞しくも愛らしいトムが愛しい。
Posted by
久しぶりに山のトムさんを読み返した。印象に残っていたのはトム がお腹を悪くしてどこででもそそうをしてしまうところ。どういうわけか、猫のフンはすこぶる臭い。よく辛抱強く世話をしたものだと思う。子どもの頃はよく猫を飼っていたが、犬に比べると猫は気ままでなつかず、餌の欲しいときだけ擦り...
久しぶりに山のトムさんを読み返した。印象に残っていたのはトム がお腹を悪くしてどこででもそそうをしてしまうところ。どういうわけか、猫のフンはすこぶる臭い。よく辛抱強く世話をしたものだと思う。子どもの頃はよく猫を飼っていたが、犬に比べると猫は気ままでなつかず、餌の欲しいときだけ擦り寄ってくる動物だと思っていたけど、この本に出てくるトムは違ってる。こんな猫もいるんだ。この本に新たに収められたパチンコ玉のテボちゃんを読んであなたはテボちゃんが男の子だと思うか、女の子だと思うかと尋ねられた。さてさて、テボちゃんはどっちなんでしょうね?
Posted by
- 1