ちいさいケーブルカーのメーベル の商品レビュー
アメリカ西海岸、坂の町“サンフランシスコ”。この町の観光といえば、ゴールデンゲートブリッジとケーブルカー。20世紀初頭のケーブルカー廃止運動の史実に基づいて描いたお話は、民主主義と呼ばれる私たちの世界を描いたもの。読後、ケーブルカーでこの町の人たちに会いに行ってみたくなりますよ。
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寝る前に、二人の娘に読み聞かせ。 あー、でも、これ誰かのために読んであげられない。 途中で、声が詰まってしまって、涙が溢れてきてしまって、「お父さん、どうしたの?」って顔されて・・・。 絵が素敵なのはもちろんのこと、物語がドラマチックで。 大切なものが失われそうなとき、...
寝る前に、二人の娘に読み聞かせ。 あー、でも、これ誰かのために読んであげられない。 途中で、声が詰まってしまって、涙が溢れてきてしまって、「お父さん、どうしたの?」って顔されて・・・。 絵が素敵なのはもちろんのこと、物語がドラマチックで。 大切なものが失われそうなとき、それじゃダメだと立ち上がる人がいて、歴史は作られていく。それが今のサンフランシスコ名物のケーブルカーとして続いている。 “やったー、やったー、勝ったぞー!ブラボー!”って気持ちがひしひしと伝わってきて、アメリカの公民権運動なんか、その象徴だけど、よきアメリカがここにある。 最後のセリフ「わたしたちの じだいはおわっていない。いま はじまったばかりよ・・・。」は、ケーブルカーのメーベルだけのものではない。「私たちのセリフ」なんだ。
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小さなケーブルカーのメーブルは、町のシンボルとして人々に大切にされていた。ところが、時代の流れとともにバスや電車にとって変わられそうになる。そこで町の人々がケーブルカーを守るための運動を起こし、選挙によりケーブルカーは残されることになった。
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ちいさいケーブルカー(チンチン電車?)が 廃止のピンチになるけど 町のひとが署名とかして これからもがんばることになる 「ちいさいおうち」といっしょで、表情がある
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アメリカ西海岸・サンフランシスコの町を走っている ケーブルカーの存続を願って、 町の人たちが廃止に反対をする運動をしたときのことが かかれている本当にあったお話です。 ケーブルカーのメ―ベルを通してみた、 サンフランシスコの町の移り変わりも楽しめます。 バージニア・リー・バ...
アメリカ西海岸・サンフランシスコの町を走っている ケーブルカーの存続を願って、 町の人たちが廃止に反対をする運動をしたときのことが かかれている本当にあったお話です。 ケーブルカーのメ―ベルを通してみた、 サンフランシスコの町の移り変わりも楽しめます。 バージニア・リー・バートンといって、 最初に思い浮かべるのは『ちいさいおうち』、 そして『せいめいのれきし』、 『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』。 どれもなつかしい絵本たち。 なのに、この絵本は知らなくて。 一ページ、一ページ、たんねんに描かれているので、 大人のあなたや、乗り物の大好きな人、 そして高学年の人たちと、 ゆっくりじっくり読んでほしい絵本です。
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「ちいさなおうち」のバートンの絵本。優しいタッチと色合いの絵が素敵。ケーブルの廃止か存続かをめぐってのお話。4歳児には内容が難しそうだが、集中してみていた。よくみるとケーブルもバスも表情があるんだね。
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お話が難しいのか、4歳児の食いつきはあまりよくなかった。けれど、ケーブルカーの仕組みとかは面白そうだった。 単純明快な善と悪の対比なので、分かりやすさはあったようだ。
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サンフランシスコのケーブルカーに、こんな歴史があったのか。大人もうならせる絵本。バートンの本の中では一番カラフルで美しい絵本ではないだろうか。
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