大学入試 出口のシステム現代文 ベーシック編 新訂版 の商品レビュー
著者は数多くの参考書を刊行していますが、そのなかでも中核的な位置を占める「システム現代文」シリーズの基礎編です。 評論、小説、随筆のほか、現古・現漢融合問題などヴァラエティに富んだ内容があつかわれていますが、著者の提唱する「論理」を読み解く方法によって比較的すなおに答えをみちび...
著者は数多くの参考書を刊行していますが、そのなかでも中核的な位置を占める「システム現代文」シリーズの基礎編です。 評論、小説、随筆のほか、現古・現漢融合問題などヴァラエティに富んだ内容があつかわれていますが、著者の提唱する「論理」を読み解く方法によって比較的すなおに答えをみちびくことのできる設問が多い問題がえらばれているように思います。ただし、良問とはいいがたいと思われる問題が散見されるのも事実で、また本書では本文の解説が比較的ていねいにおこなわれている一方、設問にかんする解説はやや不親切なので、消化不良を起こす読者もいるのではないでしょうか。 これまで現代文をフィーリングで解いていたという読者にとっては、著者の解法についての小気味のいい断定に、目から鱗が落ちるような思いをすることもあるでしょうが、じっさいに現代文の問題を解くテクニックを磨くためには、「入試現代文へのアクセス」シリーズ(河合出版)など、解説のていねいな本にあたったほうがよいのではないかと思います。
Posted by
私が、職場でのコミュニケーションがもっと上手にできるように ならないかな~と悩んでいたときに、ある人に紹介されて、読む?!解いた?! 一冊です。結果的に、読書を習慣化する一役となった一冊でした。 本書は、大学受験の現代文での高得点GETのための方法が 書かれた入門書ですが、文章...
私が、職場でのコミュニケーションがもっと上手にできるように ならないかな~と悩んでいたときに、ある人に紹介されて、読む?!解いた?! 一冊です。結果的に、読書を習慣化する一役となった一冊でした。 本書は、大学受験の現代文での高得点GETのための方法が 書かれた入門書ですが、文章の構成(論理、主張、修辞など)についてや 現代文(評論、随筆、小説)という教科を設ける意義と、 日本語の特徴についても書いてあり、とても参考になりました。 反復ドリルのような高校時代の参考書は大学入学以降、 ご無沙汰でしたが、コミュニケーション力をUPさせるために役立つことが たくさん書いてありました。 高校で学ぶべき項目は基本的であるが故に、非常に重要だということが 目からうろこな一冊でもありました。 高校のときに、この本に出会っておけば。。。 センター試験の現代文の点数ももう少しは、あがったんじゃないかと 少し後悔しました(笑)。
Posted by
- 1