ファウンデーション対帝国 の商品レビュー
タイトルにある 帝国との戦争がメインかと思えばそうではない。帝国の最後の将軍 ベル・リオーズはおそらくスティリコがモデルなんだろうなぁ、蛮族側から見るとスティリコはこういうイメージだったのかなと想像をたくましくすることはできるけど、、、それだけ。肩透かしな内容。 次の ザ・ミュー...
タイトルにある 帝国との戦争がメインかと思えばそうではない。帝国の最後の将軍 ベル・リオーズはおそらくスティリコがモデルなんだろうなぁ、蛮族側から見るとスティリコはこういうイメージだったのかなと想像をたくましくすることはできるけど、、、それだけ。肩透かしな内容。 次の ザ・ミュールも、第三巻への伏線 と言う感じだし。。。 第一巻の年代記的な叙述のほうが好み。 この巻ではセルダンの偉大さがかすんできたなぁ
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ファウンデーションシリーズ第二作目。 常に登場人物達が明確にセルダン危機を意識していたり、 都合良くファウンデーションだけが生き延びたり、 セルダンの想定外のことが起こらなかったり、 といったご都合主義で話が進まないところがさすがです。 ミュールに感情移入してしまうのは私だけ...
ファウンデーションシリーズ第二作目。 常に登場人物達が明確にセルダン危機を意識していたり、 都合良くファウンデーションだけが生き延びたり、 セルダンの想定外のことが起こらなかったり、 といったご都合主義で話が進まないところがさすがです。 ミュールに感情移入してしまうのは私だけだろうか。
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今、攻撃しようと、全然、攻撃しまいと。ただ一隻の船でやろうと、帝国の全艦隊を繰り出そうと。軍事力を使おうと、経済的圧迫を加えようと。公明正大に宣戦布告して戦おうと、陰険な不意打ちをかけようと。あなたが自由意志を最高度に発揮して、何をしようと。それでも、あなたは負けるでしょう。(2...
今、攻撃しようと、全然、攻撃しまいと。ただ一隻の船でやろうと、帝国の全艦隊を繰り出そうと。軍事力を使おうと、経済的圧迫を加えようと。公明正大に宣戦布告して戦おうと、陰険な不意打ちをかけようと。あなたが自由意志を最高度に発揮して、何をしようと。それでも、あなたは負けるでしょう。(2巻p.45) 歴史の法則は物理の法則と同様に絶対的なものです。そして、もし、誤差の確率がより高いとすれば、その唯一の理由は、歴史学では物理学が扱う原子の数ほど多くは人間の数を扱わないので、個々の変化の重みがもっと強く効いてくるからです。セルダンはその一千年の成長の期間に一連の危機がやってくることを予言しました。そのひとつひとつが、あらかじめ計算された道にわれわれの歴史を押しこんでいく新たな曲がり角を否応なしに作りだしていくのです。(p.144)
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スケールが壮大すぎて、あらすじの合間の描写を読んでいる気分。しかし大部すぎても冗長なのかな。セルダンのストーリーが狂ったか、と思わせつつ最後はこじんまりとまとまる。
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