ロビンソン漂流記 の商品レビュー
元祖サバイバル小説。…
元祖サバイバル小説。おもしろいです。サバイバルの数々に興奮します。でも、オウムしか話し相手のいない無人島にはいきたくないですね。
文庫OFF
「ダニエル・デフォー」の冒険小説『ロビンソン漂流記』を読みました。 「高橋大輔」の著書『ロビンソン・クルーソーを探して』を読んで、久しぶりに『ロビンソン漂流記』を読みたくなったんですよね。 -----story------------- ひとりで無人島に流れついた船乗り「ロビ...
「ダニエル・デフォー」の冒険小説『ロビンソン漂流記』を読みました。 「高橋大輔」の著書『ロビンソン・クルーソーを探して』を読んで、久しぶりに『ロビンソン漂流記』を読みたくなったんですよね。 -----story------------- ひとりで無人島に流れついた船乗り「ロビンソン・クルーソー」 ――孤独と闘いながら、神を信じ困難に耐えて生き抜く姿を描く冒険小説。 ----------------------- 初版の正式なタイトルは、 『「自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述」(The Life and Strange Surprizing Adventures of Robinson Crusoe, of York, Mariner: Who lived Eight and Twenty Years, all alone in an un‐inhabited Island on the Coast of America, near the Mouth of the Great River of Oroonoque; Having been cast on Shore by Shipwreck, wherein all the Men perished but himself. With An Account how he was at last as strangely deliver’d by Pyrates)』 という、ムッチャ長い名前だったようです。 子どもの頃に読んだ記憶では、ワクワクドキドキする冒険物語という記憶があったのですが、改めて読んでみると随分イメージが違っていました。 難破した船から独りだけ生き残り、孤独に耐えながらも、生き抜くために衣食住について知恵と工夫と努力で自給自足の仕組みを作り上げ… そして野蛮人(人食い人種)から襲撃に怯えながら過ごす無人島の生活、、、 神の存在や正義について真剣に考え、苦悩したり、喜んだり、悲しんだり等、精神面の描写が克明に描かれていて、単なる冒険小説ではなく、哲学的、宗教的要素も強い作品でしたねぇ。 考えに一貫性がなく、支離滅裂に思案したり、自分に都合の良いように利己的に考えたりするところは、ちょっと苛立ちを感じながら読みましたが、、、 よくよく考えてみると、それが真剣に物事を考えている際の、人間の思考なんだろうなぁ… と感じました。 子どもの頃は、きっとダイジェスト版のような作品を読んだんでしょうね。 この内容は、子ども向けじゃないですねぇ。 28年と2ヶ月と19日に及ぶ無人島の生活は、ワクワクドキドキする内容ではなく、自分の生き方を見つめ直すような内容でしたね。 そして、本書を読んで改めて感じたのは、衣食住を全て自分独りで行おうとすることの困難さ。 小屋を建てたり、テーブルやイスを作ったり、食器や籠、農機具等の様々な道具を作ったり、衣類を縫ったり、パンや乾物等の加工食品を作ったり… 何も無いところから、全てを行うなんて、自分にはできないだろうなぁ。 自分が住んでいるところ、着ているもの、食べているもの… それらが、多くの人(職人)の手を経て作られていて、様々な器具や工具、道具等によって加工されているということを改めて感じました。 それから、モノを多く持つことのムダについても、考えさせられましたね。 「この世にあるどんないいものでも、我々が使用できる範囲でしか、我々にとって価値がないことを知った。」という「ロビンソン・クルーソー」のコメント… 自分の生活を振り返る、良いきっかけになりそうです。
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言わずと知れた冒険小説。主人公ロビンソン・クルーソーの半生を描いた作品。無人島でのサバイバル生活が有名だが、奴隷になってみたり農園を経営してみたり大金持ちになってみたり、意外と他にも忙しい。ただ30年弱無人島にいたので、物語の8割が無人島生活について語ったものではある。 これだけ怒涛の人生を送っているのに、語り口が恐ろしく淡々としている。事実を年代順に並べました、感がすごい。訳文も、まるで英語の教科書の例題みたいで、温度がないというか主観性がないというか(訳の問題ではなく、おそらく原書がこういう文体なのだろうと思う)、、、唯一主人公の感情に触れられるのは「神」や「宗教」について彼が考えている時だが、その思考も状況によってコロコロ変化し一貫性がない。この一貫性のなさがなにより"人間らしい"と言えるのかもしれないが、そういうメッセージを主張する作品であるとは思えない。ただ、「神」や「宗教」は人間が人間の為に作ったものなのだ、ということは感じた。主題じゃないだろうけど。 だらだらと事実を羅列して悪戯に文章を長くし、淡々と物語を進めていくこの手法?は、18世紀イギリス周辺の「旅行記」とか「漂流記」における主な"やり方"だったのだろうか、と思わせるくらい、この物語と「ガリバー旅行記」の序盤に似た雰囲気を感じた。だが、社会への風刺と批判を主題においた「ガリバー旅行記」とは違い、主題が最後まで曖昧で主人公の思考に一貫性もない「ロビンソン漂流記」は、それだけで読み応えが雲泥の差である。ただ、正しく「旅行記」「漂流記」としては後者の方が正解なのかもしれない。
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昔読んだ印象とだいぶ違った。 無人島みたいなところに行ってみたくなったけど一人ぼっちで長期間行くのはやだなぁ
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ダニエル・デフォーの「ロビンソン漂流記」。なんとしても生きていこうとする勇気がわいてきます。 詳しくはHPで http://masaathlon.net/
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読まなくても良かった。「塩狩峠」で主人公が読んでいたので、読んでみた。楽しかったのだけど、読まなくても良かった。ところどころで泣いてはいたのだけど。
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子供の頃に読んだワクワク感をもう一度!と思ったがワクワクするほどではなかった。ロビンソンが反省したりまた反省を覆したり自分流に神様祈ったりは、結構ありそうだなあと思ってたが後書きで訳者の人が意味不明に信仰の下りが挿入されて、みたいなこと書いてて、それすらもちょっと冷めた。
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児童書の方は子供の頃に読んだ記憶があるが、新潮文庫版は初めて読んだ。 児童書版とはかなり印象が違っていて、吃驚したのは主人公が兎に角『神』『神』連呼すること。児童書版はもっと冒険に主体が置かれていたような気がする……。
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(1998.01.07読了)(1997.09.19購入) (「BOOK」データベースより) 難船し、ひとり無人島に流れついた船乗りロビンソン・クルーソーは、絶望と不安に負けず、新しい生活をはじめる。木材をあつめて小屋を建て、鳥や獣を捕って食糧とし、忠僕フライデーを得て、困難を乗り...
(1998.01.07読了)(1997.09.19購入) (「BOOK」データベースより) 難船し、ひとり無人島に流れついた船乗りロビンソン・クルーソーは、絶望と不安に負けず、新しい生活をはじめる。木材をあつめて小屋を建て、鳥や獣を捕って食糧とし、忠僕フライデーを得て、困難を乗りきってゆく。社会から不意に切り離された人間が、孤独と闘いながら、神の摂理を信じ、堅実な努力をつづけてゆく姿を、リアリスティックに描いたデフォーの冒険小説である。 ☆関連図書(既読) 「ガリヴァ旅行記」スウィフト著・中野好夫訳、新潮文庫、1951.07.30 「黒猫・黄金虫」ポー著・佐々木直次郎訳、新潮文庫、1951.08.15 「ハイジ(上)」スピリ著、岩波少年文庫、1952.09.15 「ハイジ(下)」スピリ著、岩波少年文庫、1953.07.15 「西遊記(上)」呉承恩著、岩波少年文庫、1955.02.20 「西遊記(中)」呉承恩著、岩波少年文庫、1955.04.20 「西遊記(下)」呉承恩著、岩波少年文庫、1955.06.25 「ドン・キホーテ」セルバンテス著、岩波少年文庫、1987.11.18 「宝島」スティーブンソン著・坂井晴彦訳、福音館書店、1976.10.20
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児童向けに再編集されていないバージョンは初めて読んだ気がする。小学校の頃は無性に無人島に行きたかったなぁ。。。 そもそもイギリスの中流階級だったロビンソンが船乗りになっていろんな大変な目にあって行くあたり、当時もノマド的なものへのあこがれがあったんだろうか。。。 聖書が無茶苦...
児童向けに再編集されていないバージョンは初めて読んだ気がする。小学校の頃は無性に無人島に行きたかったなぁ。。。 そもそもイギリスの中流階級だったロビンソンが船乗りになっていろんな大変な目にあって行くあたり、当時もノマド的なものへのあこがれがあったんだろうか。。。 聖書が無茶苦茶出てきた。こんなに宗教的なこと意識するお話だっけ。。。 人食い人種が出てきた。フライデーはもう少しで食べられてしまいそうになっていた人食い人種。こんな設定覚えない。。。!こら児童向けで削除されたんだろうな。
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