つうしんぼのない学校 の商品レビュー
みかん山小学校に通い始めた転校生・あこちゃんのお話し。 こんな学校なら自分も通ってみたい! 努力や評価の意味を、改めて考えさせられました。
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1983年(底本1979年)刊行。タイトルどおりの書で、刊行当時の「荒れる学校」への当時のカウンターだったのだろうが、何とも牧歌的な、というのが印象に残る。また、ぶつかり合いもなくあっという間に教師の言いなりになってしまう都会の転校生も「結論ありき」「いかにも」という感が否めない。勿論、通知表の教師所見欄が小さすぎるのは、同感だが…。表題作よりも、生徒たちが自主的に運営・実現しようとするミュージカル(演劇)を素材とした「続」の方が好印象。
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