リセット の商品レビュー
直木賞受賞した本。この作家の本を読むのは初めて。「輪廻転生」をテーマにしたもので、戦争に絡めて書いてある。裕福な子供が主人公なのであまりなまなましい戦争の様子は書いていない。私も輪廻は信じるほうだけど、ここまでいくとファンタジーなのかな。という印象。でも最後がハッピーエンドで落ち...
直木賞受賞した本。この作家の本を読むのは初めて。「輪廻転生」をテーマにしたもので、戦争に絡めて書いてある。裕福な子供が主人公なのであまりなまなましい戦争の様子は書いていない。私も輪廻は信じるほうだけど、ここまでいくとファンタジーなのかな。という印象。でも最後がハッピーエンドで落ち着けるため気に入った。
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再読3回目。 時と人の三作目。わたしはこれが一番好き。こんなふうに人が生まれて死んでいくのだとしたら、とってもステキだと思った。
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『スキップ』『ターン』ときて、これで「時と人 」3部作読了。3作目だから期待し過ぎたのかな、前2作には及ばなかったです。これだけで読んだらすごく良かったと思いますが。このシリーズでは『スキップ』が一番好きです。
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不思議な時間旅行3部作、完結編。完結にふさわしいお話、いい話だけど意外性は無かったかな~。短歌の意味とかもっと分かれば奥深いんだろうな~。最初の戦時中の話がちょっと重い分、後半はさらっと読めます。読んでて思ったこと、北村さんって結構乙女だね☆
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読書の素晴らしさは、生まれていない時代の話や現実では起こりえないような不思議な話を自分の出来事として追体験できること。泣きました。
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三部作最終話 戦争と列車事故。これらで引き裂かれる男女。しかし、時を超えてダブル転生で結ばれるふたり。感動的なお話なんだろう。 感性に乏しい私には、おもしろくはなかった。100ページ以上ある戦時中の話でギブアップ状態。長いんだよな、このシリーズ。好みじゃないな。
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「また、会えたね」。昭和20年5月、神戸。疎開を夢中で訪ねたわたしを、あの人は黄金色の入り日のなかで、穏やかに見つめてこういいました。6年半前、あの人が選んだ言葉で通った心。以来、遠く近く求めあってきた魂。だけど、その翌日こそ2人の過酷な運命の始まりの日だった。流れる2つの時は巡...
「また、会えたね」。昭和20年5月、神戸。疎開を夢中で訪ねたわたしを、あの人は黄金色の入り日のなかで、穏やかに見つめてこういいました。6年半前、あの人が選んだ言葉で通った心。以来、遠く近く求めあってきた魂。だけど、その翌日こそ2人の過酷な運命の始まりの日だった。流れる2つの時は巡り会い、もつれ合って、個の哀しみを超え、生命と生命を繋ぎ、奇跡を呼ぶ。
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時と人の第三弾。リセット。 好きだけど、スキップとターンが良過ぎて、私には物足りない感があった。いや、これはあとに引くタイプかな。 なんせ綺麗だなぁと思う。 時って残酷だけど、たまにこういう粋なことやってくれるから期待しちゃう。 自分の中に流れている時間は自分が生まれる前から...
時と人の第三弾。リセット。 好きだけど、スキップとターンが良過ぎて、私には物足りない感があった。いや、これはあとに引くタイプかな。 なんせ綺麗だなぁと思う。 時って残酷だけど、たまにこういう粋なことやってくれるから期待しちゃう。 自分の中に流れている時間は自分が生まれる前から流れてて、その一部が今で、そう考えると、私はすごく泣きたくなる。悲しいわけじゃない。 別れてしまっても、また会える。巡り巡って、また会えた。 そうかぁ、そういう風になってるのかもって思ったら、少し嬉しい。私の家族、友達が前世でも同じように家族、友達をやってたら、すごく嬉しい。 すごーく、温かい話でした。 啄木かるたの少女の絵が友達に似てて、面白い(笑) でも、やっぱりありきたりかな?
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北村薫さんの≪時と人≫シリーズ。 高校生のときに夢中で読んだ思い出の本。 北村薫さんの作品はいつもあたたかくて、好き。
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