とんまつりJAPAN 日本全国とんまな祭ガイド の商品レビュー
飛行機のなかで読んで…
飛行機のなかで読んでいたのですが、笑いをこらえるのに必死でした。とにかく面白い、そしていやされます。
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みうらじゅん氏にビビっときた『とんまな祭』のレポート。陰と陽を現すように、女陰・男根が当たり前に御神体となり祀ってきた日本人。カンボジアの寺院にも性描写は当たり前に石の回廊に現されている。日本人が置き去りにしてきた、明るく性を神聖なこととして崇めることをみうらじゅん氏ならではの視...
みうらじゅん氏にビビっときた『とんまな祭』のレポート。陰と陽を現すように、女陰・男根が当たり前に御神体となり祀ってきた日本人。カンボジアの寺院にも性描写は当たり前に石の回廊に現されている。日本人が置き去りにしてきた、明るく性を神聖なこととして崇めることをみうらじゅん氏ならではの視点で綴る。興味深く読んだけど、1日一祭くらいのペースで読み進めるのが丁度良い。
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数々の「マイブーム」を生み出してきたみうらじゅんが書いた祭りに関する本。2000年に発行された本だが、今見ても十分、引き込まれる。「とんまつり」とは聞きなれない言葉だ。その心は、「とんまな祭り」から来ているようだ。 よくこれだけ、奇抜な祭りを見つけてきたものだ。例えば、福...
数々の「マイブーム」を生み出してきたみうらじゅんが書いた祭りに関する本。2000年に発行された本だが、今見ても十分、引き込まれる。「とんまつり」とは聞きなれない言葉だ。その心は、「とんまな祭り」から来ているようだ。 よくこれだけ、奇抜な祭りを見つけてきたものだ。例えば、福岡県北九州市の尻振り祭り。1月15日に、東大野八幡神社で開催される。 尻振り祭りに関して北九州市 時と風の博物館というサイトに次のような紹介刺されている。 祭りの言われは昔、平尾台で大蛇が暴れていて神様が退治されたそうですその時切り落とした大蛇の尻尾がこの地区に落ちて来ましたそしてこの年は大豊作となり今にこのお祭りは続いています神官と当番の座元の当主はお尻を左右に振りながら大蛇に見立てた藁のしめ縄の周りを廻ります 不思議な祭りだというのが感想だ。現代の尻振りと言えば,クレヨンしんちゃんが浮かんでくる。コラボしてアピールすれば観光客が押し寄せてくるかもしれない。 愛知県小牧市で開催される田県(たがた)祭りに関して、3月15日に田県神社で豊年祭で「毎年新しく檜で大男茎形を奉製して田縣神社の神様にお供えし、今年一年が豊かな年であることを祈るとともに、万物の育成、子孫の繁栄を祈願する当社最大の神事」と紹介されている。この祭りでは、特徴的な「アンテナ」が重要な役割を果たしている。「アンテナ」と言えば、神奈川県川崎市の金山神社(かなやまじんじゃ)で開催される祭りが有名だ。海外のメディアでも紹介されている「奇祭」だ。 ほかにも笑い祭り、蛙飛び祭り、恐山大祭など次から次へと紹介されている。日本の違った側面が垣間見える。外国人が見たら腰を抜かすかもしれない。日本人もまじめだけじゃなくて面白いところがあるなあと思うか、それともハイテクと原始的なものが入り混じった奇妙な国だと思うか。カオスな世界が広がっている。 尻振り祭りに関して http://www.kitakyushu-museum.jp/resources/410 田県祭りに関して http://www.tagatajinja.com/ 金山神社の祭りに関する英語メディアのリンク http://www.huffingtonpost.com/2014/04/07/japan-penis-festival-kanamara-matsuri_n_5106378.html
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全国各地にあるとんまな祭り、"とんまつり"を追い求めて東へ西へ飛びまくるみうらさんの紀行エッセイ。「どーかしてる!」と叫ばずにはいられないお祭りのシュールさや下ネタ全開具合に驚いた。毎年恒例のお祭りに何の疑問も持たず参加する地元の方々と、とんまっぷりに驚きを...
全国各地にあるとんまな祭り、"とんまつり"を追い求めて東へ西へ飛びまくるみうらさんの紀行エッセイ。「どーかしてる!」と叫ばずにはいられないお祭りのシュールさや下ネタ全開具合に驚いた。毎年恒例のお祭りに何の疑問も持たず参加する地元の方々と、とんまっぷりに驚きを隠せないみうらさんの対比が面白い。また、温かく見守りつつ冷静なツッコミを入れるみうらさんの、お祭りとの距離感が絶妙。終始笑える一冊だった。
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その昔、みうらじゅんさんが大好きで、イベントにも行ったりしていた友達から借りて読んだことのある本です。 三浦しをんさんのエッセイに載っていて、懐かしくなって図書館で借りて来ました。 この日本に、こんなにバカバカしい(失礼!)お祭りがこんなにたくさんあったなんて! 愛すべきニッポ...
その昔、みうらじゅんさんが大好きで、イベントにも行ったりしていた友達から借りて読んだことのある本です。 三浦しをんさんのエッセイに載っていて、懐かしくなって図書館で借りて来ました。 この日本に、こんなにバカバカしい(失礼!)お祭りがこんなにたくさんあったなんて! 愛すべきニッポンの姿だなー。 笑い祭りのときのおじいさんが、一番お会いしてみたい。
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日本の奇祭珍祭をみうらじゅんが書く、撮る。 絶対笑えます。 日本も広いし、明るいんだなあと思います。 まあ、運営している人々は郷土愛から真剣だったり、住んでるだけで何でこんなことやらなきゃいけないんだと嫌々だったり、するんでしょうが、それも含め、笑えますよね。 しかしふと思...
日本の奇祭珍祭をみうらじゅんが書く、撮る。 絶対笑えます。 日本も広いし、明るいんだなあと思います。 まあ、運営している人々は郷土愛から真剣だったり、住んでるだけで何でこんなことやらなきゃいけないんだと嫌々だったり、するんでしょうが、それも含め、笑えますよね。 しかしふと思うのは、田舎の祭にニヤニヤ、ブツブツつっこみをつぶやきながら、カメラを向けてくる、ロン毛にサングラスの長身の中年男性みうら氏に対し、土地の人々は逆にたじろいだんじゃないかな、ということ。
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筆者が見て回って日本各地のとんまな祭り、とんまつりをレポートする本。 内容も面白かったですが、なにより雑誌掲載時の題名が「わびさびたび」だったことに笑いました。
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とんまな奴らの、とんまな明日!日本全国の奇祭に取材し、無信仰ゆえの無邪気さで体当たりレポを行う意欲作。作者の想像が挿絵でパワーアップし、楽しい気持ちで「トホホっ」とつぶやきたくなる作品。この感じ楽しめる人たちは愉快な友達でしょう。
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面白すぎる。日本人なのに観光客のような視点を手にしている男、みうらじゅん。あんたこそどーかしてるぜ!!
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三浦しをん氏の推薦本(『三四郎はそれから門を出た』より)。 『ぜったい好きになってやる!』にも紹介されていたとんまつり。 『いやげもの」』の次は、やはり『とんまつり』をチェックしなくてはいけないかと思い、読んでみました。 これも、みうら氏の命名語です。プリティさがある奇祭をこう呼...
三浦しをん氏の推薦本(『三四郎はそれから門を出た』より)。 『ぜったい好きになってやる!』にも紹介されていたとんまつり。 『いやげもの」』の次は、やはり『とんまつり』をチェックしなくてはいけないかと思い、読んでみました。 これも、みうら氏の命名語です。プリティさがある奇祭をこう呼ぶとのこと。 日本各地、18か所ののゆるい不思議なお祭りに彼自ら参加した話が紹介されていました。 さすがは面白い、変わったことに目がないみうら氏。 彼の、常に興味のアンテナを張り、何でも体験してみようという好奇心にいつも脱帽します。 近いところは、東京大田区の「水止め舞い」から、青森の「恐山大祭」、長崎の「ヘトマト」まで、フットワーク軽く訪れています。 梅雨が明けるのは、7/14に水止め舞いを行っているからなのね、とか、今はちょうど恐山大祭なんだ、などと思いがら読みました。 どのひとつとして、参加したことはありませんが、たしかにどれも、インパクトの強い祭りです。 土着民族的な性格を持ったものが多いため、下ネタ系のお祭りが多いのですが(もちろん、多分に紹介者みうら氏の好みもあるでしょう)、和歌山の「笑い祭り」なんて、明るくて楽しそう。 怖いほど白塗りにけばけばしくメイクしたおじいさんに、「笑え笑え」と強制されるそうです。 稚児さん達が鍋や釜をかぶって練り歩く、滋賀の「鍋冠(なべかむり)祭り」には、鉢かぶり姫の昔話を思い出しました。 足利では、大晦日に悪口を言いながら登山する「悪口祭り」を行った後、元旦に「滝流しの式」が催されるそうですが、一見まともそうな名前のこの儀式、お坊さんが参拝者の額に酒をかけ、額を伝って盃に流れた酒を一気飲みするそうです。 新年早々、シュールなことをするんですね。 煩悩を落としたばかりの頭だから、問題ないのでしょうか。 「シロダーラ」という、温めたオイルを眉間、額の中心に垂らし続けるアーユルヴェーダのトリートメントを思い出しました。 情報化の現在、日本はどんどん均一化していますが、今なお、そこにしかない変わった祭りはあちこちにあるものだと驚きました。
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