1,800円以上の注文で送料無料

雪の中の三人男 の商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/01/14

寒い日のカイロのように、歯医者で優しくされたように、ほっこりするお話でした! 読みながらふふふって笑えて楽しかった。良いなぁ。 全員ハッピーエンド。ポーターと支配人もよかったね。笑 自分が生まれるよりも前に異国でできたお話を、今ではもう亡くなっている訳者の方が翻訳してくれた本を...

寒い日のカイロのように、歯医者で優しくされたように、ほっこりするお話でした! 読みながらふふふって笑えて楽しかった。良いなぁ。 全員ハッピーエンド。ポーターと支配人もよかったね。笑 自分が生まれるよりも前に異国でできたお話を、今ではもう亡くなっている訳者の方が翻訳してくれた本を読めるって本当にありがたい。

Posted byブクログ

2013/11/16

ケストナーの小説はなにしろ序文がすばらしい。だいたい作者(わたし)がなんだかんだ言い訳しながら、「こんな小説どうでしょう?おもしろいと思いません?わたしはまだちょっとよくわからないんですが、お付き合い願いますか」というような感じ。この出だしだけでも読めればケストナーの小説を手にと...

ケストナーの小説はなにしろ序文がすばらしい。だいたい作者(わたし)がなんだかんだ言い訳しながら、「こんな小説どうでしょう?おもしろいと思いません?わたしはまだちょっとよくわからないんですが、お付き合い願いますか」というような感じ。この出だしだけでも読めればケストナーの小説を手にとった甲斐があるものだと思う。 劇化されたものは「いつまでも子供」というのらしい。 まあ本当その通りだなって思う。 ホテルに身分を取り違えられ、いい歳こいた大人三人が雪だるまを作る場面、あれはやっぱり最高にいい。 「一杯の珈琲から」でも雪だるま作る場面があって、それが最高によかったように記憶してるけど、本当だろうか? まあ、あんまり小難しいことはいい。ビールでも飲みながらぺらぺらめくって、「ほっ」と一息つく感じ。 ちくしょう、ケストナーほどキュートな作家がいるだろうか。

Posted byブクログ

2012/10/11

ケストナーのユーモア小説三部作の2。貧乏人と大金持ちが取り違えられるというありがちな設定に、あまり期待せずに読み始めたのだけど……、いやぁこれは愉しいねぇ。全編に満ちた温かいユーモアがなんとも快い。ラスト一行のオチも見事。

Posted byブクログ

2011/09/01

書店でいつもどおり創元のコーナーをチェックしていて発見しました。 とてもいい小説。私もこんなことしてみたい・・・と思ってしまいました。

Posted byブクログ

2009/10/07

エーリヒ・ケストナーのユーモア3部作といわれるうちのひとつ。 懸賞の“高級ホテル10日間滞在”の旅を射止めた二人は、 大金持ちと、かたや失業青年。 この二人が取り違えられて、珍騒動が繰り広げられる。 彼らをめぐる人々の姿やら、とにかく可笑しく、面白い。 ケストナーの風刺や描写はも...

エーリヒ・ケストナーのユーモア3部作といわれるうちのひとつ。 懸賞の“高級ホテル10日間滞在”の旅を射止めた二人は、 大金持ちと、かたや失業青年。 この二人が取り違えられて、珍騒動が繰り広げられる。 彼らをめぐる人々の姿やら、とにかく可笑しく、面白い。 ケストナーの風刺や描写はもちろん、愉しく、絶妙に まとまっていてさすが…お勧めです。

Posted byブクログ

2009/10/04

こんなんあったんだ! とちょっと感激してみつけた本。 ケストナーらしく大変ユーモアあり、笑いあり、の面白い話だった。

Posted byブクログ