ポワロの事件簿 2 の商品レビュー
創元推理文庫のポアロ…
創元推理文庫のポアロの短編集の第二段です。「戦勝舞踏会事件」「潜水艦の設計図」は特に面白かったです。11個の短編が収録されてますよ。
文庫OFF
【本の内容】 <1> 明察神の如き灰色の脳細胞の持ち主、小さなベルギー人エルキュール・ポワロの活躍する十一の本格短編を収める。 「西洋の星の事件」「エジプト王の墳墓の事件」「誘された総理大臣」「ダヴンハイム氏の失踪」など、いずれの事件においても、相棒のヘイスティングズ大尉のいう...
【本の内容】 <1> 明察神の如き灰色の脳細胞の持ち主、小さなベルギー人エルキュール・ポワロの活躍する十一の本格短編を収める。 「西洋の星の事件」「エジプト王の墳墓の事件」「誘された総理大臣」「ダヴンハイム氏の失踪」など、いずれの事件においても、相棒のヘイスティングズ大尉のいうように、いまいましいが、ポワロは常に正しかったのである! <2> ホームズとワトスン博士のように、エルキュール・ポワロとヘイスティングズ大尉の名コンビも、珠玉のようなクリスティの短編に活躍する。 「戦勝舞踏会事件」を初め「チョコレートの箱」「クラブのキング」「潜水艦の設計図」「料理女を探せ」「ヴェールをかけたレディ」「マーキット・ベイジングの謎」「呪われた相続」等全十一編を収録した。 [ 目次 ] <1> <2> [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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短編11編収録 おなじみ名探偵ポワロが活躍する短編集。 アリバイトリック、密室等々ミステリと聞いて思い浮かぶものが網羅されているうえに、短編と言うことで読みやすい。 ただ、古典のため、表現が難しい点、今では少し分かりにくい感情の動きなどがあることは留意する必要がある。 当時の...
短編11編収録 おなじみ名探偵ポワロが活躍する短編集。 アリバイトリック、密室等々ミステリと聞いて思い浮かぶものが網羅されているうえに、短編と言うことで読みやすい。 ただ、古典のため、表現が難しい点、今では少し分かりにくい感情の動きなどがあることは留意する必要がある。 当時の雰囲気を掴んで長編へのステップアップの一冊と考えると前集ともどもポワロ入門として面白い。
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クリスティが生んだ名探偵、ご存知ポワロの短編集。有名な長編もいいですが、短編の面白さもお薦めです。特に好きなのが「チョコレートの箱」。あの自信満々なポワロが語った失敗とは?と、それだけで興味深々!語るポワロとそれを聞くヘイスティングスがユーモアに溢れていて、数あるポワロ作品の中で...
クリスティが生んだ名探偵、ご存知ポワロの短編集。有名な長編もいいですが、短編の面白さもお薦めです。特に好きなのが「チョコレートの箱」。あの自信満々なポワロが語った失敗とは?と、それだけで興味深々!語るポワロとそれを聞くヘイスティングスがユーモアに溢れていて、数あるポワロ作品の中でもお気に入りのひとつです。このシリーズのカバーイラストを描かれているひらいたかこさん自身もクリスティファンで、それらの作品をテーマにした画集「クリスティ」があります。
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ミステリの歴史上最も有名な探偵の一人、エルキュール・ポワロ、彼の名と彼の物語は僕にとっても子供の頃から親しみあるものだったが、彼の名が「Hercule Poirot」と綴るのことは初めて知った。小柄で小太りでお洒落な卵型の頭をしたこの男がヘラクレス(Hercule)とは! 頻出...
ミステリの歴史上最も有名な探偵の一人、エルキュール・ポワロ、彼の名と彼の物語は僕にとっても子供の頃から親しみあるものだったが、彼の名が「Hercule Poirot」と綴るのことは初めて知った。小柄で小太りでお洒落な卵型の頭をしたこの男がヘラクレス(Hercule)とは! 頻出するフランス語、自らを「天才」と称して憚らない自信過剰、それが嫌みにならないのは可愛げのある容姿、ちょこまかした立ち振る舞い、そして英語の間違いが中和を引き起こすからだろうか。 それにしてもなぜズバ抜けた灰色の脳を持つこの男がベルギー人でなければならなかったのか? 昔、フランス語を学んでいるときに、フランスにはベルギージョークというものがあることを知った。フランス人は隣の小国の国民を小馬鹿にして笑う、というのだ。イギリスにもベルギージョークがあるんすかね?
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