ポテト・スープが大好きな猫 の商品レビュー
生粋のテキサスっ子の「おじいさん」と、同居する「ポテト・スープが好きな茶トラ猫」。どちらもツンデレで、決して若くはなく、静かな境地に至っている暮らしぶりが微笑ましいです。村上春樹さんの訳者あとがきが、一層この絵本の味わいを深めてくれます。
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雌猫の気が強く少し素直になれない不器用さと、おじいさんの必要以上のことを言わない具合が、お互いの居心地のいいところなんだなと、こういう心地の良い家庭いいなと思う作品。
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文字だけでも情景が綺麗に浮かぶそんな素敵な絵本です おじいさんと細い猫の関係性がなんとも言えず好き
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〝お爺さんと猫は「やかまし街道」と呼ばれる道路の前に住んでいました。道沿いの電線の上には、ブラックバードがぎっしり一列になってとまり、朝から晩まで、お喋りに励んでいたからです...「お前には鳥がどんな味かも、わからんだろうに。お前は生き物を捕まえたことなんて、一度だってないんだからな」...この猫の好物は、お爺さんの作ってくれるポテト・スープでした。それもお爺さんが、この雌猫を気に入っている理由の一つです…〟村上春樹さんがアメリカの街を散歩中に偶然見つけた、心を暖まる “老人と猫” の物語絵本。
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村上春樹さんがアメリカのどこかの街角で、偶然見つけて、(村上主義者ならみんな知ってるけど彼は大の猫好きなので)わおー!と思って購入して、勝手に翻訳したっていう絵本です。運命ですね~。物語も、絵も素敵です。 孤独なおじいさんと年老いた、プライドの高い雌猫が、なんとなくそばにいて一緒に暮らしているんだけど、ある寒い日、猫が起きてこなかった。おじいさんは毎朝2人(1人と一匹)でやっていたルーティーンを、猫抜きで一人でやってしまう。 猫は起きておじいさんがいないことに気づくと不安になり、探しに(?)出ていく。 それから何日か、互いに孤独な日を過ごす。 何日目かに帰ってきた猫が言うことには… って、猫はもちろんしゃべらないんだけど、おじいさんに向かってなにか、にゃーにゃー主張するわけですね。そのときの絵がとてもかわいい。本当に、何かしゃべっているようだ。ファンタジーぽくもない。あくまでリアルに近いんだけど、あぁ、犬や猫のような人間とペアになっている動物って、ときどきこんなしぐさするよね~と、愛おしく感じられる。 やはり二人(一人と一匹)は、一緒にいなきゃだめなのね。依存しすぎてもいなくて、ほんとに良い距離感。私がこの本を買ったのは15年以上前のような気がするけど、今この時代にもう一度注目されて、話題になっても良さそうな絵本だなと思いました!
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教科書で読んで知り、どうしても本で欲しくて回に行った。暖かいけどぬるくない、しっとり寒いけど震える程ではない、絶妙なチルさが気持がいい本、心は救われた。
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Youtube積ん読チャンネルから。 おじいさんと猫の関係が、相棒というか熟年カップルというか。 温かい絵が素敵。猫が実にかわいい。 これからもずっと二人はそばにいつづけるのだろうな。 最後の訳者あとがきがよい。理解が深まる。
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▼翻訳者としての村上春樹さん、大好きなんです。全部が全部じゃないですけれどね(小説家としても、大好きなんですが)。きっと多くの方と同じくそれがこの本を読んだ理由です。でも、「空飛び猫」より面白かった気が。いや、正確に言うと、好みだったってことですが。 ▼割と以前に読んだんで細部...
▼翻訳者としての村上春樹さん、大好きなんです。全部が全部じゃないですけれどね(小説家としても、大好きなんですが)。きっと多くの方と同じくそれがこの本を読んだ理由です。でも、「空飛び猫」より面白かった気が。いや、正確に言うと、好みだったってことですが。 ▼割と以前に読んだんで細部忘却なんですが、(以下ネタバレ) 確か、田舎でおじいさんと猫が暮らしてて、猫はおじいさんのポテトスープが大好きなんです。で、何か些細なことで喧嘩するんですね(と言いながら猫の意識は言語化されていなかったと思いますが)。つまりは猫がいなくなってしまう。おじいさんは大変に寂しいんですね。それが最後に戻ってきて、よかったよかった。 ▼それだけの話で、これは形式で言うとほぼ絵本です。なんだけど、これけっこうじわっと泣かせます。ちょっとなんだか「秋刀魚の味」でした。小津の。素敵。
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2013年9月15日 「空飛び猫」シリーズで、春樹さんの素晴らしい日本語訳を堪能したので、さらに違う春樹さん訳の猫絵本を借りてみた。 何と言うことはない、かわいいストーリー。 猫とおじいさんの日常。
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休日の図書館で、パラパラ読んだ絵本の一つ。春樹訳ということで、本作は登録しておくことに。ふと立ち寄った町の本屋さんで、この本に目がいって、気に入って翻訳までしてしまうところに、彼の非凡性があるのでせう。そして、他との違いをそこまで見いだせなかった自分は凡人。
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