夜の出帆 の商品レビュー
教師として赴任した先…
教師として赴任した先の島で出会った作家と、勤め先の出帆会社社長。2人の男性との情愛に揺れる聖子の女心を描く。筆者ならではの切れ味あるせりふまわしなども面白く、スラスラと読むことが出来た。
文庫OFF
男と同棲しながら成熟した時を迎えた聖子に新しい愛が芽ばえた。女は同時に複数の男を愛せるものか。二人の男の間で揺れ動く女の微妙な心理を描く長篇ロマン。
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昔のものを引っ張り出してきて読んでみた。19歳年上の作家と一緒に暮らしている聖子。勤め始めた先の社長に躯を許してしまう。2人の男性の間を波のようにさまよう。しかし、同棲相手の男性が自殺してしまい本当に愛していたのは彼だとわかる。こういう形態が好きだよね、渡辺氏。
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