1,800円以上の注文で送料無料

おれの足音(下) の商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/12/27

吉良邸討ち入りまでの、大石内蔵助の少年時代からの半生。 池波正太郎らしく、時代背景や季節感、食べ物まで詳細に描かれている。 ドラマなどでは出会えない、生々しい大石内蔵助の生活が新鮮。 今までの印象をガラッと変えてしまうかもしれない一冊。垣間見える著者の人生観も考えさせられる。

Posted byブクログ

2011/02/02

読み進めるにつけ。 大石内蔵助の顔ぼうは、白鴎か先々代の松緑に思えてならぬ。 いま映像化するとしたら、やはり勘三郎が適当であろう。 ひたひたと、仇討ちへ向かう最後の数日間は胸に迫るものがある。

Posted byブクログ

2010/11/28

これほど有名な話が、こんなにも違った視点で読むことができるとは思いませんでした。 討ち入りの直前に出てくる、 「さいわいに人という生きものは、日常の暮らしにおいて、すべてを忘れる術を心得ている」の下りは、これが内蔵助の行動の理由か、と合点がいくものであり、自分にも当てはまるテーマ...

これほど有名な話が、こんなにも違った視点で読むことができるとは思いませんでした。 討ち入りの直前に出てくる、 「さいわいに人という生きものは、日常の暮らしにおいて、すべてを忘れる術を心得ている」の下りは、これが内蔵助の行動の理由か、と合点がいくものであり、自分にも当てはまるテーマであることに気づきました。

Posted byブクログ