剣客商売 十五 二十番斬り 新装版 の商品レビュー
小兵衛が妙に気弱なのが前巻気になったのだけれど、ついには体調に変化が……。しかしながら、ごくふつうの人間に比べるとまだまだその超人ぶりは健在のようです。なにしろ二十番斬りですからね。12巻の表題が「十番斬り」でしたが、あの時に十人を倒したのと比べてみると、単に量的な変化ではないこ...
小兵衛が妙に気弱なのが前巻気になったのだけれど、ついには体調に変化が……。しかしながら、ごくふつうの人間に比べるとまだまだその超人ぶりは健在のようです。なにしろ二十番斬りですからね。12巻の表題が「十番斬り」でしたが、あの時に十人を倒したのと比べてみると、単に量的な変化ではないことが明かですね。剣というもので到達しえた境地、それは小兵衛の剣が質的にも変化していることを示しているのですね。最終巻がはたしてどういう収束を見せるのか、とても気になります。
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剣客商売もシリーズ第15弾。冒頭で得体の知れぬめまいに襲われる、秋山小兵衛。小川宗哲医師は、小兵衛が老人の身体になったと診断。しかし、安静にしている事も忘れるほど事件解決に奔走。やはり並の老人ではなかった。さすが大先生。
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冒頭に秋山小兵衛の目眩で始まり驚くがスーパーマンさながらの活躍にほっと一安心。 武士の凋落ぶりに江戸時代の終わりを匂わせた長編作品。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
途中まで筋が読めなかった。最後、すべて明らかになると思ったがそうでもなかった。ミステリーの要素がある作品。豊松がこのまま静かに暮らせますように。
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〈目次〉 略 〈内容〉 短いネコの話を巻頭において、そこから「二十番斬り」の長編で終わる。意次の息子が殺され、いよいよ『剣客商売』も終わりである…
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得体の知れぬ目眩(めまい)に襲われたその日、小兵衛は、恩師・辻平右衛門ゆかりの侍・井関助太郎を匿うことになる。井関は手負いで、しかも曰くありげな小さな男の子を連れていた。小兵衛にすら多くを語らぬ井関に、忍びよる刺客の群れ。小兵衛は久しぶりに全身に力の漲るのを感じるのだった。一方、...
得体の知れぬ目眩(めまい)に襲われたその日、小兵衛は、恩師・辻平右衛門ゆかりの侍・井関助太郎を匿うことになる。井関は手負いで、しかも曰くありげな小さな男の子を連れていた。小兵衛にすら多くを語らぬ井関に、忍びよる刺客の群れ。小兵衛は久しぶりに全身に力の漲るのを感じるのだった。一方、江戸城内では、三冬の父・田沼意次が窮地に……。 表題の特別長編に、短編「おたま」を併録。シリーズ第15弾。
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池波正太郎 著「二十番斬り」、剣客商売(十五)、2003.2発行。「おたま」と特別長編6話。「おたま」はとても賢い猫の話。もっと登場して欲しかったですw。特別長編は、66歳小兵衛の立ち眩みから始まり、最後は二十番斬りの立ち回りに。剣客商売シリーズもそろそろ完結が近づいたようです。
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剣客商売 十五 今回は短編「おたま」特別長編「二十番斬り」の二本立てとなっております。 「おたま」は小兵衛さんが猫の“おたま”に導かれて行った場所での出来事がサクッと描かれています(勿論ちゃんと味わいあります)。 「二十番斬り」は小兵衛さんが謎の目眩で倒れてしまうという、心配な...
剣客商売 十五 今回は短編「おたま」特別長編「二十番斬り」の二本立てとなっております。 「おたま」は小兵衛さんが猫の“おたま”に導かれて行った場所での出来事がサクッと描かれています(勿論ちゃんと味わいあります)。 「二十番斬り」は小兵衛さんが謎の目眩で倒れてしまうという、心配な場面から入ったのですが、その後小兵衛さんの元門人・井関助太郎と彼が連れていた豊松という男の子を匿ったことから、ガッツリ騒動に巻き込まれていくという、いつもの小兵衛さんに戻り、探索もさることながら、終盤では圧巻の二十人を相手にした大立ち回りを見せてくれます。 中盤で三冬の父・田沼老中の子息が城中で襲撃されて、田沼老中が窮地に追い込まれつつあるという時世に、小兵衛さんが“武士の世は終わった”と憂うのが、寂寥感を誘いました。 楽しく読んでいた、このシリーズも残すところあと一冊となりました。ずっと読んでいたいのに、寂しいですね。
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剣客商売15作目。 小兵衛さんが、身体的にもメンタル的にも老いてきた感じがして、とても寂しくなるスタート。 次の作品が最終話だと分かっているので、もしや。。。と、心配をしながら読んでいたが、途中から、いつもの小兵衛さんになったので、安心した。 と言っても、1桁台の作とは違うけど...
剣客商売15作目。 小兵衛さんが、身体的にもメンタル的にも老いてきた感じがして、とても寂しくなるスタート。 次の作品が最終話だと分かっているので、もしや。。。と、心配をしながら読んでいたが、途中から、いつもの小兵衛さんになったので、安心した。 と言っても、1桁台の作とは違うけど。。 作を重ねる毎に、侍の時代の終焉が顕著になってくる。 それに伴い、小兵衛さんの憂いも深まる。 さあ、次作は最終巻。
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