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剣客商売 十五 二十番斬り 新装版 の商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2024/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

二十番斬りというタイトルから予測していたものの、小兵衛66歳にして、しかもたった一人で一度に19人斬りとは凄すぎる。果たして二十番目は?

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2023/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

途中まで筋が読めなかった。最後、すべて明らかになると思ったがそうでもなかった。ミステリーの要素がある作品。豊松がこのまま静かに暮らせますように。

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2023/05/03

〈目次〉 略 〈内容〉 短いネコの話を巻頭において、そこから「二十番斬り」の長編で終わる。意次の息子が殺され、いよいよ『剣客商売』も終わりである…

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2021/07/06

得体の知れぬ目眩(めまい)に襲われたその日、小兵衛は、恩師・辻平右衛門ゆかりの侍・井関助太郎を匿うことになる。井関は手負いで、しかも曰くありげな小さな男の子を連れていた。小兵衛にすら多くを語らぬ井関に、忍びよる刺客の群れ。小兵衛は久しぶりに全身に力の漲るのを感じるのだった。一方、...

得体の知れぬ目眩(めまい)に襲われたその日、小兵衛は、恩師・辻平右衛門ゆかりの侍・井関助太郎を匿うことになる。井関は手負いで、しかも曰くありげな小さな男の子を連れていた。小兵衛にすら多くを語らぬ井関に、忍びよる刺客の群れ。小兵衛は久しぶりに全身に力の漲るのを感じるのだった。一方、江戸城内では、三冬の父・田沼意次が窮地に……。 表題の特別長編に、短編「おたま」を併録。シリーズ第15弾。

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2021/01/05

池波正太郎 著「二十番斬り」、剣客商売(十五)、2003.2発行。「おたま」と特別長編6話。「おたま」はとても賢い猫の話。もっと登場して欲しかったですw。特別長編は、66歳小兵衛の立ち眩みから始まり、最後は二十番斬りの立ち回りに。剣客商売シリーズもそろそろ完結が近づいたようです。

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2020/12/20

剣客商売 十五 今回は短編「おたま」特別長編「二十番斬り」の二本立てとなっております。 「おたま」は小兵衛さんが猫の“おたま”に導かれて行った場所での出来事がサクッと描かれています(勿論ちゃんと味わいあります)。 「二十番斬り」は小兵衛さんが謎の目眩で倒れてしまうという、心配な...

剣客商売 十五 今回は短編「おたま」特別長編「二十番斬り」の二本立てとなっております。 「おたま」は小兵衛さんが猫の“おたま”に導かれて行った場所での出来事がサクッと描かれています(勿論ちゃんと味わいあります)。 「二十番斬り」は小兵衛さんが謎の目眩で倒れてしまうという、心配な場面から入ったのですが、その後小兵衛さんの元門人・井関助太郎と彼が連れていた豊松という男の子を匿ったことから、ガッツリ騒動に巻き込まれていくという、いつもの小兵衛さんに戻り、探索もさることながら、終盤では圧巻の二十人を相手にした大立ち回りを見せてくれます。 中盤で三冬の父・田沼老中の子息が城中で襲撃されて、田沼老中が窮地に追い込まれつつあるという時世に、小兵衛さんが“武士の世は終わった”と憂うのが、寂寥感を誘いました。 楽しく読んでいた、このシリーズも残すところあと一冊となりました。ずっと読んでいたいのに、寂しいですね。

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2020/10/06

剣客商売15作目。 小兵衛さんが、身体的にもメンタル的にも老いてきた感じがして、とても寂しくなるスタート。 次の作品が最終話だと分かっているので、もしや。。。と、心配をしながら読んでいたが、途中から、いつもの小兵衛さんになったので、安心した。 と言っても、1桁台の作とは違うけど...

剣客商売15作目。 小兵衛さんが、身体的にもメンタル的にも老いてきた感じがして、とても寂しくなるスタート。 次の作品が最終話だと分かっているので、もしや。。。と、心配をしながら読んでいたが、途中から、いつもの小兵衛さんになったので、安心した。 と言っても、1桁台の作とは違うけど。。 作を重ねる毎に、侍の時代の終焉が顕著になってくる。 それに伴い、小兵衛さんの憂いも深まる。 さあ、次作は最終巻。

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2024/04/11

おたま 猫かわいい 二十番斬り 長編。最終回っぽい雰囲気。以下二十番斬り 目眩の日 皆川石見守屋敷 誘拐 その前夜 流星 卯の花腐し

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2019/04/01

ミステリー要素もあり面白く、1日で読み切った。ただし、すべての謎が明らかになるわけでないため、読み終わった後にもやもやした感じが残る。

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2017/08/27

本書に収録された最初の一編「おたま」のほのぼのとした話から一転、特別長編「二十番斬り」はハラハラの連続だ。まず、小兵衛の身体的な不安(目眩)。次にかつての門弟と連れの幼児、大身旗本の家老、側用人の暗躍、三冬の父でもある田沼意次絡みの騒動と、まさに次々と起きる出来事に小兵衛の焦りが...

本書に収録された最初の一編「おたま」のほのぼのとした話から一転、特別長編「二十番斬り」はハラハラの連続だ。まず、小兵衛の身体的な不安(目眩)。次にかつての門弟と連れの幼児、大身旗本の家老、側用人の暗躍、三冬の父でもある田沼意次絡みの騒動と、まさに次々と起きる出来事に小兵衛の焦りが読者にも感染する。終盤で旗本抱え屋敷で十九人を斬って倒した様は、テレビ時代劇の殺陣を見ているようだった。解説も全て読んで読了としているが、常盤氏に影響されて小兵衛の目眩が著者・池波氏の体調不良ではと思ったのは書いておかねばなるまい

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