1,800円以上の注文で送料無料

剣客商売 十三 波紋 新装版 の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/08/28

課題図書(笑)を読み終えて久しぶりの「剣客商売」だ。しかし、読み始めると一話一話があっという間だった。印象的なのは「敵」で、登場人物が絡み合い繋がっている様が流石という他はない。解説にある通り、本書読了後は『黒白』を読むことにしよう。

Posted byブクログ

2014/01/28

剣客商売第13弾。この作品を小説新潮に連載された頃、池波さんは還暦を迎えられたそうである。「波紋」の中には5編の作品が書かれているが、「消えた女」は秋山小兵衛の若かりし想い出が登場し楽しめる。

Posted byブクログ

2013/02/19

時代小説。「剣客商売」シリーズ第13弾。5作。 「消えた女」「波紋」「剣士変貌」「敵」「夕紅大川橋」 「波紋」で傘徳の手下、岩戸の繁蔵が活躍。 「夕紅大川橋」では小兵衛の兄弟弟子の内山文太、医者の横山正元などが登場する。 1遍が少し長く登場人物も増え、1度読みでは読み落とすこ...

時代小説。「剣客商売」シリーズ第13弾。5作。 「消えた女」「波紋」「剣士変貌」「敵」「夕紅大川橋」 「波紋」で傘徳の手下、岩戸の繁蔵が活躍。 「夕紅大川橋」では小兵衛の兄弟弟子の内山文太、医者の横山正元などが登場する。 1遍が少し長く登場人物も増え、1度読みでは読み落とすことが多かった。 「敵」の中沢春蔵が爽やか。

Posted byブクログ

2012/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

剣客商売もはや13巻。あと5冊くらいか・・? 巻を追うごとに老いが感じられる小兵衛さん。 本巻も随所に出てて冬より夏がツライだの言ってるし、序盤に出てた好奇心旺盛な素振りも少なくなてきたように思う。なんとも寂しい限り。 今回は「波紋」という巻名の通りいろいろな人の生きざまがお互い様々に干渉しまう様があってなかなか趣深い。 大治郎と三冬さんの登場が少なかったのがちょっと残念。

Posted byブクログ

2012/09/05

剣客商売シリーズ13作目 消えた女 波紋 剣士変貌 敵 夕紅大川橋 おはるより前に女中として雇われていたおたみ。その女にそっくりな娘を囮にある捕物が繰り広げられる 傘徳の手伝いをしている岩戸の重蔵の兄七介が殺人を犯してしまい、匿う弟。 命を狙われる大次郎。 それは旗本、阿...

剣客商売シリーズ13作目 消えた女 波紋 剣士変貌 敵 夕紅大川橋 おはるより前に女中として雇われていたおたみ。その女にそっくりな娘を囮にある捕物が繰り広げられる 傘徳の手伝いをしている岩戸の重蔵の兄七介が殺人を犯してしまい、匿う弟。 命を狙われる大次郎。 それは旗本、阿波守光俊との数年前の事件の逆恨みであった。 阿波守の悪事が露呈して一件落着となった後、小兵衛のはからいで重蔵は小商いをさせてもらうことになる。 これまでの子飼いの衆ではなく、本格的に下っぴきになるのでしょうか。これからが楽しみ。 剣が好きで師からも可愛がられていた横堀喜平次。だが一城の主となれる男ではなかった。転落の一途をたどる男。 お金の為に人をひとりこらしめてくれと頼まれ、人殺しでないのなら、と引き受けた中沢春蔵。 しかし、その人物が死体となって発見された。秋山親子とも縁の深い仕法家、笠原源四郎であった。 小兵衛と同門で関わり合いの深い内山文太が岡場所の妓と失踪した。四十年来の友人であった内山の秘密。 事件が解決した後、内山が呆けてぽっくりと逝ってしまったのがすごく寂しい。でも、心残りは片付けて皆に愛されて逝ったんだろうからよかった…のかな。その分、内山の孫と町医者の正元さんが結婚したのは、ちょっとうれしかった。

Posted byブクログ

2020/07/12

20120505 小兵衛が主役。何となく老境が近付いて来ている予感。前より読んだ後の余韻が寂しい。自分が近づいているからだろうか? 20141028 感情の高ぶりは老人も若者も一緒。体がついていくかどうかが問題。小兵衛でなければ形にならなかったかも。 20200712 小兵...

20120505 小兵衛が主役。何となく老境が近付いて来ている予感。前より読んだ後の余韻が寂しい。自分が近づいているからだろうか? 20141028 感情の高ぶりは老人も若者も一緒。体がついていくかどうかが問題。小兵衛でなければ形にならなかったかも。 20200712 小兵衛の人生を回想するような短編集。作者の心情も出ているようで哀しい話しが多い。大治郎一家がほとんど登場しないのも淋しいが分岐点なのかも知れない。

Posted byブクログ

2010/12/18

早く呆けるお年寄りといつまでも矍鑠とした人の違いは、日常の過ごし方、気の持ち方に現れてくるようだ。10.12.18

Posted byブクログ

2010/09/13

・11/9 立て続けに隼人君から借りた本を読む.早く読みきって返さないと. ・11/12 読了.この本は結構面白かった.このシリーズってなかなか面白いんだとこの本を読んで発見した.シリーズでもバラつきがあるのかもしれないな.

Posted byブクログ