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眠狂四郎無頼控(一) の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2022/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

眠狂四郎、こんな出自だったのか。虚無感を漂わせながらも、人を引き付ける魅力がある。それに、おせっかい焼きなところもある。面白い。

Posted byブクログ

2023/03/04

2017年10月26日、読み始め。 2017年11月1日、129頁まで読んだ。 ------------------ 並行して、ユーチューブで狂四郎を見ているので、見たものを記録しておく。 ・明日に別れの円月斬り ・お庭番悲話 裏切りの人肌 ・毒牙を隠した花嫁 ●2023...

2017年10月26日、読み始め。 2017年11月1日、129頁まで読んだ。 ------------------ 並行して、ユーチューブで狂四郎を見ているので、見たものを記録しておく。 ・明日に別れの円月斬り ・お庭番悲話 裏切りの人肌 ・毒牙を隠した花嫁 ●2023年3月4日、追記。 本作、何時ごろの話になるのかを調査。 ---引用開始 文政十二年(1829)雛祭の頃、やくざ者の賭場に、「異人の血でも混じっているのではないかと疑われる程彫りの深い、どことなく虚無的な翳を刷いた風貌の持主」で、歳は三十にはならないと見える眠狂四郎が姿を現わすのが、第一話「雛の首」である。 ---引用終了

Posted byブクログ

2017/07/05

非常に渋いなぁ 作者は本当に天才だなと思った。この独特なかっこよさ。 まるで、人物がそこにいるかのようで、生きて会話をしているかのような小説は、初めてだ。 それだけ、作者が、その哲学的な生命感を設定しているように思った。哲学的で深い。 西洋の詩が好きなのもよくわかる。 この時代...

非常に渋いなぁ 作者は本当に天才だなと思った。この独特なかっこよさ。 まるで、人物がそこにいるかのようで、生きて会話をしているかのような小説は、初めてだ。 それだけ、作者が、その哲学的な生命感を設定しているように思った。哲学的で深い。 西洋の詩が好きなのもよくわかる。 この時代に生まれた人は、これを読むのがステイタスなように思えた。これぞ、小説、エンターテイメント小説なように感じた。 これは、小説家は見習わなければいけないと思った。

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2016/06/23

何と言っても無頼控。シリーズ全部読みましたが、やっぱり最初のシリーズが一番面白い。美保代様と狂四郎さんの何とも言えないすれ違いとほのかな交情が、切なくてたまりません。大好きです。

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2014/12/27

時代物が読みたくて借りたのですが最初はちょっと違うかなーと思い しかし読み慣れてくると軽快に読めて面白くなってきた。 一話ごとに話が完結しているので明快だし話を重ねるごとに狂四郎以外の登場人物に厚みが増してくる。 ただ狂四郎があまりに主人公ではあります!

Posted byブクログ

2013/03/05

やっと第一巻読み終わったぁ~\(^o^)/ やっぱ原作を読むと、人物背景、人物関係がわかって面白い(*^^*) これで、もう一回舞台のDVD観たら、きっと観方が変わってくるんだろうな(*´∇`*)

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2012/09/06

初読。 面白いのか面白くないのか掴みどころがないというのが実感。 主人公の人物造型などつまらないマンガのような感じもするが、一方で読み切りものとして体裁が整っている。 ただやはり古い感は否めないし、普遍性あるいは思想性がある物語という訳でもない。人に薦めるか、今後も読み継がれてい...

初読。 面白いのか面白くないのか掴みどころがないというのが実感。 主人公の人物造型などつまらないマンガのような感じもするが、一方で読み切りものとして体裁が整っている。 ただやはり古い感は否めないし、普遍性あるいは思想性がある物語という訳でもない。人に薦めるか、今後も読み継がれていくかと言われると???

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2012/07/31

徳川二百年の泰平の世に一人の異端剣客が江戸の街を縦横無尽に活躍していた。 剣客の名は眠狂四郎。 混血の風貌を持ち異端の剣『円月殺法』で火の粉を払うように容赦なく人を斬る。 とても面白かった。正義一辺倒ではない主人公の設定も良かったと思います。 徳川幕府の力が弱まりつつある泰平の...

徳川二百年の泰平の世に一人の異端剣客が江戸の街を縦横無尽に活躍していた。 剣客の名は眠狂四郎。 混血の風貌を持ち異端の剣『円月殺法』で火の粉を払うように容赦なく人を斬る。 とても面白かった。正義一辺倒ではない主人公の設定も良かったと思います。 徳川幕府の力が弱まりつつある泰平の世で江戸のあちこちに現れる綻びを眠狂四郎が独自に調べ独自に制裁を食らわす。 関係者が断りを入れても狂四郎には全然関係無い無頼っぷりはなかなか読み応えがありました。 どこまでも無頼な狂四郎も弱き者には力を惜しまない。この押し引きが物語に魅力を与えている気がします。 解説にも書いて有りましたが、一話が25ページぐらいで完結しているのもなかなか良い物ですね。一応、登場人物や話の繋がりはありますが決着はとりあえず着くので読み易く感じました。 長いシリーズなのでこの先を読むのが楽しみです。

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2012/06/28

眠狂四郎を知ったのは『じゃりン子チエ』(ヨシ江はん、雷蔵)。 時代物を読むのは初めてか。剣戟のシーンが多いのかと思いきや、 無敵の円月殺法であっさりと。 暗く重い生い立ちを背景にニヒルさに囚われているようで 人を斬ることでさえ自分に意味を与えてくれるかのように わが身に降りかかる...

眠狂四郎を知ったのは『じゃりン子チエ』(ヨシ江はん、雷蔵)。 時代物を読むのは初めてか。剣戟のシーンが多いのかと思いきや、 無敵の円月殺法であっさりと。 暗く重い生い立ちを背景にニヒルさに囚われているようで 人を斬ることでさえ自分に意味を与えてくれるかのように わが身に降りかかる恨み憎しみだけでなく、 他人の闇にも首を突っ込む姿は狂四郎の魂の救いにつながるのか、 それとも破滅・崩壊に向かうのか。 ただの色男では演じきることができない主人公、 実はこういう要素こそ「映像化困難」というのでは、と思った。

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2012/04/17

眠狂四郎無頼控えのシリーズは3巻まで読んだんだっけ。 柴田錬三郎のどっしりとしていながらリズム良い文章がたまりません。 影のある男前、良いですね。

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