花も刀も の商品レビュー
表題作。巡り合わせの悪さは自分だけではない。救いは人間関係だ。「古い樫木」も良かった。13.5.28
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花も刀も 山本周五郎の初期から後期までの幅広いジャンルの短編集。ちょっとおかしいのからシリアスなのものまで、時代劇も現代物も合わせて。 三部大作を読み終えたあとでは短編ではやはり物足りない感があるのは事実だがそれでも読み応えはある。 タイトルにもなっている花も刀もは剣術に生...
花も刀も 山本周五郎の初期から後期までの幅広いジャンルの短編集。ちょっとおかしいのからシリアスなのものまで、時代劇も現代物も合わせて。 三部大作を読み終えたあとでは短編ではやはり物足りない感があるのは事実だがそれでも読み応えはある。 タイトルにもなっている花も刀もは剣術に生きる主人公が剣の道、人との付き合い、食べていく方法で大いに葛藤する姿を書いている。誰も間違ってはいないが信念が受け入れられない主人公の歯痒さをつい自分の経験に当てはめて読んでしまう作品だ。
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20歳のころから何回か読んでいる。繰り返して小説を読むことが少ないぼくですが、この「花も刀も」は励まされます。
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