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窓ぎわのトットちゃん の商品レビュー

4.4

150件のお客様レビュー

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黒柳徹子さんの子供時…

黒柳徹子さんの子供時代のお話。若いうちに是非一度は読んでおいてほしい本の中の一冊です。教育やいろんなことについて考えさせられます。大人になってもふと読み返したくなる魔法のような魅力のある本です。

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黒柳徹子さんの小学生…

黒柳徹子さんの小学生だった頃のお話です。私は小さいときに読みました。その当時は読んだ後ちょっと怖さを感じました。たぶん戦争とか大好きだった犬が死んでしまうとかが怖かったんだと思います。そんなんで大きくなった今でも少し抵抗があったんですが読んでみました。すると、タメになるなぁと思い...

黒柳徹子さんの小学生だった頃のお話です。私は小さいときに読みました。その当時は読んだ後ちょっと怖さを感じました。たぶん戦争とか大好きだった犬が死んでしまうとかが怖かったんだと思います。そんなんで大きくなった今でも少し抵抗があったんですが読んでみました。すると、タメになるなぁと思いました。皆さんも一度読んでみてください!

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あの早口なタレントは…

あの早口なタレントはいったい何者だろうと子供の頃から、思っていました。自由で感性豊かな環境で育ってきた人だったのですね。

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トットちゃんこと黒柳…

トットちゃんこと黒柳徹子は、いまでいえばADHD児と呼ばれるだろう特性をもった子どもだった。それが、この本を読むとよくわかる。トットちゃんの個性を愛情を込めて育んでいった周囲の理解がすばらしい。仲間たちの描写も活き活きとしている。

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現在も活躍中の黒柳徹…

現在も活躍中の黒柳徹子さんの小学校時代を中心とした話です。時代こそ異なっているものの、現代にも通じる日常の様々な事柄に対する考え方や周囲の人とのかかわり方など、多感な彼女らしく魅力あふれる作品に仕上がっていると思います。

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黒柳さんの小学校時代…

黒柳さんの小学校時代のお話です。すごーくいい学校のいい環境で過ごされたんだなーと感動してしまいました。今の世の中に必要なことが描かれている気がします。

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小学生のときに読みま…

小学生のときに読みましたが、「こんな素敵な学校が私の近くにあったらな・・・」ととても羨ましく思いました。元々学校嫌いな私ですが、トットちゃんでなくともこんな素晴らしい学校があれば私でも即入学手続きしてしまいます(笑)

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確か小学生の頃に、読…

確か小学生の頃に、読んだ記憶があります。そんな昔に、こんな自由で楽しそうな学校はあるのかと思いました。

文庫OFF

2024/01/12

窓ぎわのトットちゃん 著者:黒柳徹子 発行:1984年4月15日 講談社文庫 初出:「若い女性」(講談社)1979年2月~1980年12月→1981年単行本 41年ぶりの続編が出たり、アニメ化された映画がヒットしたり、ここのところ焦点があたっている作品。単行本は、僕が大学生の...

窓ぎわのトットちゃん 著者:黒柳徹子 発行:1984年4月15日 講談社文庫 初出:「若い女性」(講談社)1979年2月~1980年12月→1981年単行本 41年ぶりの続編が出たり、アニメ化された映画がヒットしたり、ここのところ焦点があたっている作品。単行本は、僕が大学生のころに出版されて大ベストセラーになり、社会現象にまでなっていた。みんなが読んでいたし、僕は社会心理学を専攻していて、ゼミのだいぶ先輩で講師として教えに来ていた先生からも、ぜひ読めと薦められた。書店で何度か手にとったが、結局、読まなかった。へそ曲がりな性格だったこともあって。 フォントが普通の本とは違っていた記憶がある。当時は明朝体の本しかないような時代なのに、丸ゴシックのようなフォントだった。そして、やたら読点が多かった。同じころに「すばる文学賞」を取った『家族ゲーム』(本間洋平)を読んだ時も、これはなんかの冗談か?と思えるような読点の多さだったが、それと双璧だったのを覚えている。 最近、あまりに話題なのでちょっと読んでみることにした。文庫なので単行本のようなフォントとは違うと思うが、それでもゴシック系。そして、読むと部分的に覚えている文章がいくつもあった。もしかして、あのころ読んだのか?それともいくつかを立ち読みしたのか?不明だが、300ページほどを読み終えて、おもしろかった。とてもおもしかったし、大ベストセラーになるのもわかる、そして、社会現象になるような中身であることもわかった。これなら文句なく大衆受けする。よくできた本だと思った。 一言でいえば、出来すぎたお話。よく作られていると言いたいけれど、全て事実だと書いてある。たぶん、大学生の僕が読んだら、決して素直には受けとれず、おもしろいとは思わなかったことだろう。 小学1年生で学校を退学になった主人公、つまり黒柳徹子氏。彼女の突飛な行為に手を焼いた先生から、クビだと言われた。次に入った「トモエ」という小学校が素晴らしかった。自由が丘まで(たぶん)大田区から通うことになったが、古い鉄道車両6両が置かれていて、そこが教室。途中、もう1両入って図書館になる。全校生徒が50人ほど。全教科同時に授業をし、黒板に課題が書かれていて好きなものからやればよい。分からないことがあったら、そこで先生に聞く。課題が全部できれば、その日の授業は終わりで、みんなで散歩に出かける。そこで農業の先生(農家)とも出会う。 あとがきにも書いてあるが、このような学校が戦前になぜ取り締まられなかったのか。保育所がソ連生まれ、社会主義思想の尖兵だと批判された時代に、リベラルなこんな小学校がなぜ成立したのか、不思議である。 著者の家族は、父親が有名なバイオリニスト(平和主義者)、母親が随筆家、叔父は有名な報道カメラマンで「日本ニュース」のニューヨーク支社長を務めるなど、みんなインテリで自由人。著者は幼少期から、なんでもあり、なんでも個性として評価される、そんな生活が送れたのだと想像できる。その意味では、「自由貴族」的だったという見方もできなくはない。

Posted byブクログ

2023/12/31

おてんばで、最初の小学校を退学になってしまったトットちゃん。「問題児」のレッテルを貼られそうになったところ、お母さんに連れられて行った新しい学校で素晴らしい先生と仲間に出会いました。自由な校風でのびのびとまっすぐに成長したトットちゃんに涙が出る思いでした。小さい頃の周りの環境や教...

おてんばで、最初の小学校を退学になってしまったトットちゃん。「問題児」のレッテルを貼られそうになったところ、お母さんに連れられて行った新しい学校で素晴らしい先生と仲間に出会いました。自由な校風でのびのびとまっすぐに成長したトットちゃんに涙が出る思いでした。小さい頃の周りの環境や教育はとても重要なのだと、改めて感じました。

Posted byブクログ