笑う月 の商品レビュー
『笑う月』が中学生の…
『笑う月』が中学生の時、国語のテストに部分的に出てきて、気になってしょうがなかったです。その後改めて読んでみて、やっぱりぞっとしました。意図的にみせる恐怖ではなく、潜在する恐怖を思い起こさせる、筆運び、すごいです。
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本の中の話で良かった…
本の中の話で良かった!ホラーではないが、ゾッとする感覚!読後感は何とも言えない解脱感にまみえるかも!
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この人は変わってるな…
この人は変わってるなとは思ったけど、まさかこんなにおかしいの!?と、愕然とした。が、読み進めて行くうちに、これはエッセイ本なのだと遅ればせながら気付き、ホっと一安心。著者の特殊な作品世界の構成要素が、少しわかる気がした。
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安倍公房17編の短編集。 どれも不思議な話で、理解するのも難しいけどとてもおもしろい。 『鞄』、『公然の秘密』が好き。
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夢にまつわる17編。安部公房のアイデアの断片がちらほらと。執筆中のエピソードすら夢なのか現実なのか境目が曖昧になるような不思議さで、作品のモチーフやアイデアがどんなところから生まれてくるのかもっと知りたくなった。
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訳の分からなさ加減がクセになる作品集 夢と現実、虚構と潜在意識の混じり合った 不可思議な世界観が気持ち悪くて面白い 発想の種子が詰まりすぎていて嫉妬してしまう
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夢を通してそこから創作の種について語る。エッセイのようなものから完全創作の様に思えるものまで幅広く収録されており、脈略のない展開が続く作品集自体が夢の様であった。現実と寓話の間をゆく著者の作風の一端が知れる微睡の様な作品集。
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夢とは論理では辿り得ない迷路を潜り抜ける方法。 サッカリン、祖父殺し、アリス、廃物・・・全く辻褄の合わない現象の連続ですが、説明不能の面白さでした! 訳がわからないということは限りなく自由だ。
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夢か現実か。夢という「意識下でつづっている創作ノート」から膨らんだ文章だそうだ。 不気味でシュールなユーモアと鋭さ。ハマったら抜け出せなくなりそうな、現実と空想が織り交ぜになった摩訶不思議な世界。 スナップショットは生け捕りにした夢だそうで。いや、なんかおもしろい。
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