不毛地帯(1983年)(3) の商品レビュー
壱岐さんの奥さんが!…
壱岐さんの奥さんが!ニューヨーク支店長としても持ち前の質実剛健さで頭角を現す壱岐。それをおもしろく思わない副社長。ここから話は急展開に、石油開発をめぐるより壮大な話へと続きます。
文庫OFF
自動車会社の日米の合併交渉は敵対する東京商事の鮫島に負ける。里井副社長との関係性が余計に悪化していく。そして次の商戦は石油へと続いていく。 3巻目に入ると、壱岐がシベリア抑留での心の闇や戻ってきたもの同士にしか分からない闇に対する支えあいの暖かさの描写が見られなくなってきて、壱...
自動車会社の日米の合併交渉は敵対する東京商事の鮫島に負ける。里井副社長との関係性が余計に悪化していく。そして次の商戦は石油へと続いていく。 3巻目に入ると、壱岐がシベリア抑留での心の闇や戻ってきたもの同士にしか分からない闇に対する支えあいの暖かさの描写が見られなくなってきて、壱岐は現状とデータ、周りの企業や政治家たちの動向から結果を残すことだけに集中したやり方で戦っていくので、冷たさというか無機質な人間と感じてしまいました。何が面白くて、何が目的で、何がしたくて、壱岐に何がそうさせているのか分からないくらいロボットのように感じました。 壱岐が日本軍の戦略を検討するとき、兵隊の数が減っていくことにたいして、死んでいるから減っていると考えているのではなく、使えない兵隊が多いからと思って考えるような人だったのではないかと思ってしまいました。 一方で、壱岐は仕事ができるのかもしれないが、どうしても周囲から目の敵にされてしまう役回りは少し可愛そうに感じました。近畿商事の役職つきの方たちが、少々器が小さいのかもしれませんが。 アメリカ支店の社長になり、今まで以上に仕事をこなし、裏取引でのドロドロを塗りたくっていく壱岐の結末が気になります。
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外資導入の流れに翻弄される壹岐。自動車、石油と国内だけでなく諸外国とのビジネスが増える一方、私生活では千里と家族との関係でギクシャクするなど、時代を感じる。
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自動車会社の日米合弁。東京商事の鮫島にしてやられ、一敗地にまみれる。そして、油田開発事業への参画へ。 正直、シベリア体験が壹岐の心象風景に影響を与えた、そんな描写が皆無である。その上、敵への冷酷な仕打ちの徹底、公益より私欲という人物への生理的嫌悪といった人間の生の感情すら見られない。ある意味、壹岐に露わになっているロボットのような、あるいは絵に描いたような無欠な人格者という人物造形が気持ち悪い。
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第三の世界戦争ーー1970年代の国際経済競争はまさに戦争と違わないほど熾烈を極めていた。 その最前線に立つ壱岐は愚直なほど正攻法で攻めるも、大人の事情的なことのせいで煮湯を飲まされる。 目の敵にされることも多く、障害が多いのは出来る人の宿命なのか。 実際の戦争は武力が物をいうのに対し、経済競争は「実弾」、現金が有効なのか。一体誰のために日本を豊かにしたいんだろう。 に しても里井副社長器小さくない?死にそうになっておきながら、「壱岐が救急車を呼んだから」と恨み節をいうなんてほんとしょうもない男。 まあすぐに一線から退く運命にあることは目に見えてたわ。 そして、親の恋愛って子どもの立場からは複雑やんな。 子どもは成人してて、奥さんに先立たれた人なら、論理的には恋愛も可能だけど、感情的になれない部分がある気がする。 うん。とりとめがなさすぎる。
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千代田自動車とは、いすゞ自動車のことらしい。フォークはフォードで、最終的にはマツダと資本提携しているので近畿商事(伊藤忠)は日商岩井に敗れるのであった。ノンフィクションじゃないが、史実を参考にしているのは間違いない。それよりもなによりも、壹岐正と千里の関係が行きつ戻つ、結局「す...
千代田自動車とは、いすゞ自動車のことらしい。フォークはフォードで、最終的にはマツダと資本提携しているので近畿商事(伊藤忠)は日商岩井に敗れるのであった。ノンフィクションじゃないが、史実を参考にしているのは間違いない。それよりもなによりも、壹岐正と千里の関係が行きつ戻つ、結局「すんのかい」(笑えた
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戦後直後から11年間シベリアで捕虜になりその後、帰国してからは商社に勤めだす。 主人公が回想するシベリア抑留の悲惨さと、商社マンとして社会の中で闘っていく姿に、時代の流れや人々の気持ちの揺れに考えさせられるものがある。 過去(シベリア回想)と現在(商社勤務)の緩急をつけた表現がみ...
戦後直後から11年間シベリアで捕虜になりその後、帰国してからは商社に勤めだす。 主人公が回想するシベリア抑留の悲惨さと、商社マンとして社会の中で闘っていく姿に、時代の流れや人々の気持ちの揺れに考えさせられるものがある。 過去(シベリア回想)と現在(商社勤務)の緩急をつけた表現がみごとである。
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600p越えの本だけど、おもしろくてつい隙間時間に読んじゃう。 人間の感情とその変化の捉え方がうますぎ。
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二巻が衝撃のラストで、主人公の女性関係がないと面白くないからなんだろうけど、ビジネス以外の小説部分も気になる展開。 改めて、政治、ということを考えさせられる。社内政治やら、日本の政治家やら、新興国の政治家やら、政治がらみの内容てんこ盛り。 Dec, 2011
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どんどん面白くなる。 業務本部長としての壱岐。 千代田との提携話。 そして・・・?
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