ボンボンと悪夢 の商品レビュー
星新一さんのショート…
星新一さんのショートショートはやっぱり最高でした。おもしろかったです。
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ちょっとブラックな感…
ちょっとブラックな感じ。テンポの良い文章。まさし面白いショートショート集。星新一の良さが存分に堪能できます。
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静かな雪の夜、年老いた夫婦の家に男が押し入った。その後の顛末を描く「雪の夜」 どんな役でもこなしてしまう不思議な女優の秘密を描く「顔のうえの軌道」 地球から最後の1頭となったゾウが死んでいく夜を描く「友を失った夜」 地球にやってきた宇宙船が要求したのは女性だった。男性が喜ぶストー...
静かな雪の夜、年老いた夫婦の家に男が押し入った。その後の顛末を描く「雪の夜」 どんな役でもこなしてしまう不思議な女優の秘密を描く「顔のうえの軌道」 地球から最後の1頭となったゾウが死んでいく夜を描く「友を失った夜」 地球にやってきた宇宙船が要求したのは女性だった。男性が喜ぶストーリーの「賢明な女性たち」 死体処理専門家の仕事ぶりを描く「専門家」 が面白かった。 サスペンスとユーモアのある結末が多いショートショート集。 2024年10月26日読了
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最近リアルが忙しく読書をする機会が減っていたが、どの作品もサクッと読めるうえに星氏の紡ぎだす独特の世界観へどっぷり浸かることができ、ひさしぶりに純粋な読書の楽しさを味わうことができた。 SFショートショート作品を多く手がけているイメージの星新一氏だが、意外にもブラックなユーモアに...
最近リアルが忙しく読書をする機会が減っていたが、どの作品もサクッと読めるうえに星氏の紡ぎだす独特の世界観へどっぷり浸かることができ、ひさしぶりに純粋な読書の楽しさを味わうことができた。 SFショートショート作品を多く手がけているイメージの星新一氏だが、意外にもブラックなユーモアに富んだ作品や背筋がゾッとするホラー作品も多数収録されており、張り巡らされた伏線を鮮やかに回収する手腕もさすがの一言。 どれも舌を巻く作品ばかりで楽しめたが、特に印象に残った作品は『上流階級』。 夫と夫人。どちらも互いの私利私欲のため相手を暗殺するべく殺し屋を雇うといったものだが、予想外の展開とオチに放心してしまった。どうすればこんな展開を思いつくのだろうか。星氏の頭を中を見てみたいものである。 他に印象に残った作品では『オアシス』がある。まさかの見開き一ページのみの短編なのだが、短い文章にもかかわらず、切れ味鋭いオチまで完璧なものだった。
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「友を失った夜」を読みたくなって購入しました。 星新一さんの本は私にとっては味わい深い本です。 初めて読んでから随分経ちましたが、時代が変わるとまた作品の中の「ことば」が、より強い意味を持って伝わってくるような、そんな一冊です。
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症状 大いなるミスリード 囚人 罪のない人間を殺すことによってできた新しい社会で、どんな法を作り、守らせようと言うんだね。 いろんなことをいろんなものに置き換えて考えられる話。この話自体は透明でないけど。 すばらしい食事 再読だけどどうまとめるのか予想を少しずつ裏切られ...
症状 大いなるミスリード 囚人 罪のない人間を殺すことによってできた新しい社会で、どんな法を作り、守らせようと言うんだね。 いろんなことをいろんなものに置き換えて考えられる話。この話自体は透明でないけど。 すばらしい食事 再読だけどどうまとめるのか予想を少しずつ裏切られながら読めた
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星新一さん、またまた本当にお世話になっています。通勤やちょっとした待ち時間にまことによいです。 ところどころに本当になりそうな未来や本当になりかかっている未来が出てきて、星さんの先見性に驚きます。
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ずっと読んでると結末が予想できたりするけれど、予想していたより少し上の終わり方になるから一話読み終える度 やられた と思う。
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内容紹介 薄よごれた場所、落ちぶれた中年、そして感じのいい椅子ひとつ。 ユーモアとサプライズがちりばめられた36編の物語。 ドイツの片田舎で買ったふしぎな魔力をもった椅子……。 静かな雪の夜に、老夫婦のもとにあらわれた侵入者……。 あくびの出るような平和な地球に、突如出現した、...
内容紹介 薄よごれた場所、落ちぶれた中年、そして感じのいい椅子ひとつ。 ユーモアとサプライズがちりばめられた36編の物語。 ドイツの片田舎で買ったふしぎな魔力をもった椅子……。 静かな雪の夜に、老夫婦のもとにあらわれた侵入者……。 あくびの出るような平和な地球に、突如出現した、黄金色に輝く奇妙な物体……。 宇宙に、未来に、平凡な日常生活の中に、ユニークな想像力と、シャープなインテリジェンスで描き出される、サスペンス、ミステリー、ユーモアあふれるショートショート36編を収録。
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amazonのリンクを開き、<発売日: 1974/11/1>のデータにたじろぐ。「現代」「未来」を描いた作品は、イメージが日進月歩で刷新されていくために時代を超えるのが難しいものだが、星新一のショートショートは、たやすく時空の壁を超えてしまう。星新一本人が「時事風俗を扱わない」こ...
amazonのリンクを開き、<発売日: 1974/11/1>のデータにたじろぐ。「現代」「未来」を描いた作品は、イメージが日進月歩で刷新されていくために時代を超えるのが難しいものだが、星新一のショートショートは、たやすく時空の壁を超えてしまう。星新一本人が「時事風俗を扱わない」ことを己に課していた(そして晩年は自作の文章改訂に注力していた)とのことだが、風化と無縁な作品を残す手腕は常人離れしている。本書の収録作品のなかでは、シュールと滑稽を極めた巻末の「素晴らしい食事」が白眉だと思う。
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