新編 銀河鉄道の夜 の商品レビュー
読書感想文を書かせてもらった本です。丁度、思っている事をつらつらと書く事ができたもの。宮沢さんと少しだけシンクロした気がします。
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「なにがしあはせかわからないです。ほんたうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら、峠の上りも下りもみんなほんたうの幸福に近づく一あしづつですから。」 燈台守がなぐさめてゐました。 「ああさうです。ただいちばんのさいはひに至るためにいろいろのかなしみもみ...
「なにがしあはせかわからないです。ほんたうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら、峠の上りも下りもみんなほんたうの幸福に近づく一あしづつですから。」 燈台守がなぐさめてゐました。 「ああさうです。ただいちばんのさいはひに至るためにいろいろのかなしみもみんな、おぼしめしです。」 青年が祈るやうにさう答へました。 何度読んでもこの部分が一番好き。 しあわせが何なのかなんてわたしにも分からないけれど、この言葉には背を押されます。
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日本語の美しさを実感できる文体。 賢治作品は新潮社のものがよいと思う。ほぼ原文のままなので。最後に解説があるのも◎。
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目をとじると銀河ステーションの風景が浮かんできそう。 言葉のいいまわし、美しい情景、本当に素敵で何度も読んだ一冊。
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初めて読んだときは、意味が分からなかった。けれど、もう一度読んだらものすごく好きな作品になった。 改訂後のもののようなので、改定前のものもぜひ読みたい。
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花巻に行きたいなぁ〜って思うのでその読んでおこうと思いまして。子供の頃に思った印象と違うような。。宮沢賢治は子供の頃に読む方が余計な事を考えないで感じられる分いいかもしれない。
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毎年何度も繰り返して読む。それを20年以上繰り返してきました。私の血肉となっています。やはりすばらしいとしか言えません。
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新潮文庫。夏休みの宿題。王道といえば読書感想文。感想文の王道といえば宮沢賢治。ってことで・・・・夏休みの王道の王道。この一冊。主人公のジョバンニの冒険。それは現実か、はたまた夢か。
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