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ばななブレイク の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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吉本ばななの言葉で綴…

吉本ばななの言葉で綴られたエッセイ。この人はこんな風に観察し、考え感じているんだ、という事がよくわかる。でもやっぱり小説の方が本業だから、エッセイでは物足りない。

文庫OFF

心地よいエッセイ

よしもとばななさんが触れるひとたち。それは作家だったり女優だったり、職業は色々なのだけれども、「その人らしい生き方」をしている人たちだ。彼女が持つ「人」への愛情が静かに心に染みて、心地よいエッセイ。

zxc

2023/03/19

ばななさんのすきな人のはなしがとてもよかった。 その人の音楽がききたくなったり、その人の本が読みたくなりました。 そして、本読んでます…(笑)

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2022/09/08

雑誌「CUT」で連載されていたものを中心として作られたコラム集。 ひきつけられる人々の話題がメイン。 畑正憲さん、村上龍さん、カートコバーン、アイルトンセナ、小沢健二さん、銀色夏生さん、藤子F不二雄さん、坂本龍一さん、などなど。 藤子F不二雄の章では、周りの男性漫画家が圧倒的...

雑誌「CUT」で連載されていたものを中心として作られたコラム集。 ひきつけられる人々の話題がメイン。 畑正憲さん、村上龍さん、カートコバーン、アイルトンセナ、小沢健二さん、銀色夏生さん、藤子F不二雄さん、坂本龍一さん、などなど。 藤子F不二雄の章では、周りの男性漫画家が圧倒的にエスパー摩美が1番好きと答えてる人が多かった、という項目が面白かった。明るく元気な主人公だけど、毎回取り上げられる人物たちの人生はなかなかダーク。男子ウケが良いのは、摩美ちゃんが画家のお父さんのモデルになるためにしょっちゅう脱いじゃうからだろ、と突っ込んでるところも面白かった。 また、映画をいくつか紹介しているのだが、忖度せず、つまらないものはつまらないというばななさんが潔く感じた。 ジョニーデップの「アリゾナドリーム」は良い映画と書いてあったので、今度読んでみようと思う。

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2014/11/03

素敵な人は好きな人 会いたい人には会いたい 嫌いな人は嫌いたい 心を文章化する方法はひとつじゃないんどなあ、と

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2014/05/25

日本映画の意味とは、日本の町並みや光と影や雲や水や山々を撮り、私たちが味わってきたような日本のすばらしさを表すことだけなのではないかとさえ思った。 *・*・*・*・ 若い。とにかく若い。 若さゆえの傲慢やつっかかりが少し読みにくかったけれど(なにえらそうに言っちゃってるん...

日本映画の意味とは、日本の町並みや光と影や雲や水や山々を撮り、私たちが味わってきたような日本のすばらしさを表すことだけなのではないかとさえ思った。 *・*・*・*・ 若い。とにかく若い。 若さゆえの傲慢やつっかかりが少し読みにくかったけれど(なにえらそうに言っちゃってるんだろうね)、でも、よかった。特に最後の方。日々の儚さと大切さを、とてもよく、身を持って知っているひと。

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2013/09/17

古本屋でジャケ買い。 主に雑誌「CUT」に掲載された「人々について」というコラムを中心にして編集された本。 そもそも「CUT」自体、本屋に並んでいても手に取ることもないカルチャー雑誌だし、吉本ばなながとりあげる「人々」も、島田荘司、小沢健二、中上健次、松本雄吉、ダリオ・アルジ...

古本屋でジャケ買い。 主に雑誌「CUT」に掲載された「人々について」というコラムを中心にして編集された本。 そもそも「CUT」自体、本屋に並んでいても手に取ることもないカルチャー雑誌だし、吉本ばなながとりあげる「人々」も、島田荘司、小沢健二、中上健次、松本雄吉、ダリオ・アルジェント、岡崎京子、銀色夏生、町田康etc. とおよそ私とは無縁の文化人ばかり。 (中にはジュリエット・ルイス、藤子不二雄、奈良美智など、好きな人たちもいるが。) 紹介カルチャーで唯一興味を持ったのが、藤子不二雄の「エスパー魔美」だけって…ちょっとさみしい。

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2009/10/04

吉本ばななの【ばななブレイク】を読んだ。 2000年に刊行された著者、初のコラム集だそうだ。主に『CUT』という雑誌に連載されていた 「人々について」というコラムを中心にまとめられている一冊。 小説やエッセイとはまた一味違う「ばなな節」が楽しめた。 とても広い人脈と交流を...

吉本ばななの【ばななブレイク】を読んだ。 2000年に刊行された著者、初のコラム集だそうだ。主に『CUT』という雑誌に連載されていた 「人々について」というコラムを中心にまとめられている一冊。 小説やエッセイとはまた一味違う「ばなな節」が楽しめた。 とても広い人脈と交流を持っている著者の、「人々について」考察し、言葉を選びながら書き出していく 文章は、「吉本ばなな」という、ひとりの作家としての視点や、「吉本ばなな」という、ひとりの人間と しての視点、もしくはひとりの女性としての視点など、様々なアングルから構成されているようで、とて も興味深い。 だからと言って、感じていることが作家的である、とか芸能人的である、といったことはなく、著者自身 がファン目線で対象となる人々を捉えている為、むしろこちら側、一般人サイドからの感受性に近いもの があると思う。もちろん、ただのミーハーではなくて、対象となる(尊敬する人物)人々と友人であった り、交流を持っていたりするわけなので、一歩踏み込んだディープな世界も覗ける。 この作品を読んで僕が感じたのは、コラムの書き方がうんぬんとか、内容がうんぬんではない。 吉本ばななという人の「人との接し方の魅力」である。 「接し方の魅力」とは、なんとも変な表現ではあるが、僕が感じたのはこの「魅力」なのだ。 人との接し方が上手いとか下手とかそういうレベルじゃない。とにかく魅力的な接し方をしているのだ。 「腹を割る」「心でぶつかる」「裏表なく」色々な表現があるとは思うが、そういう言葉で表現できない 人との接し方、つまり魅力的な接し方なのだ。 この魅力的な接し方が、感受性の幅を生み、豊かさを生み、鋭さを生むのだろう。そして、様々な相乗効 果を生むのだろう。 現代社会、人とのコミニュケーションがとれずに悩む人々が多いという。つまり、人との接し方が分から ないということだろう。僕はその専門ではないので、上手い事アドバイスなどできないが、人との接し方 はこの本の中にヒントがたくさんある。そして、人と魅力的な接し方が出来たとき、魅力的な出来事がま わりに起こるのだろう。 人と、もっと深く関わって、深く人生を考察してみたい。そして、魅力的な人との接し方が出来るように なりたい。この本は、僕にとってそう思わせる一冊だった。

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2009/10/04

パイナップルヘッドよりもっと真面目なエッセー。作品に反映されている、死を巡って思うこと、亡くなる直前の人の透明感、とか、宗教への関心、とか、これだけの人をひきつける作者なりの考えと責任感というものも反映されていて、エッセーなのに、小説みたいに惹かれる本だった。

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2009/10/04

よしもとばななのコラム集。読んでいる時にちょっと違和感があったんですが、何か、ちょっと前の文章だったみたい。この本を読んで見たくなった舞台や読みたくなった本がたくさんあります。こんど見に行こう。

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