文鳥・夢十夜 の商品レビュー
「文鳥」「夢十夜」「…
「文鳥」「夢十夜」「永日小品」「思い出す事など」「ケーベル先生」「変な音」「手紙」の7つの短編が収録されています。「文鳥」は、文章は少しも感情的でないのに、漱石の感情の揺れがすごく伝わってきます。「夢十夜」は「こんな夢を見た。」という有名な書き出しの幻想的な文章です。
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中学生の時に、短さに…
中学生の時に、短さにひかれて「夢十夜」で読書感想文を書こうとして苦しんだ記憶があります。読書感想文には向いてないですが、ファンの多い作品です。
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日常生活にそっと忍び…
日常生活にそっと忍び寄る死の影を描いた文鳥など、漱石の短編を収録。
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収録されている『思い…
収録されている『思い出すこと』は、漱石が瀕死の重病を乗り切った後に病室での思いを綴ったもの。これ以後の漱石の作品や思想を考える上でも重要。自らの人生や考え方や哲学感を振り返る。
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文鳥・夢十夜はさらっ…
文鳥・夢十夜はさらっと読めたが、後半の闘病記はさらっと書いてはいるものの忍び寄る死の影を感じさせるものだった。この短編集を読んで感じたことは、漱石の家族はあまり動物を可愛がらない、漱石は英吉利が嫌いだ、生前から結構執筆活動は成功しておりそれなりにお金持ちだったということ、かなり長...
文鳥・夢十夜はさらっと読めたが、後半の闘病記はさらっと書いてはいるものの忍び寄る死の影を感じさせるものだった。この短編集を読んで感じたことは、漱石の家族はあまり動物を可愛がらない、漱石は英吉利が嫌いだ、生前から結構執筆活動は成功しておりそれなりにお金持ちだったということ、かなり長く病気を患っていたこと…である。
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夢十夜は怖いです。と…
夢十夜は怖いです。とても短いのに印象深い物ばかりですが中でも、船から飛び降りて死をはかる男の話が一番怖いです。トラウマです。でもいいトラウマです。取り返しのつかない事をするときは、本気でよく考えましょう。夜中一人で読むのがいいですよ。
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漱石は人物のみならず…
漱石は人物のみならず動物を絡めた話も上手いと思うのですが、残酷な話も淡々とまとめてしまうところに筆力を感じます。短編集なのでさらりと読めます。
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夢十夜は、その書き出…
夢十夜は、その書き出しの美しさだけをどこかで覚えていたけれど、内容を知らない小説。読んでみて、やはり引き込まれた。
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第一夜が1番面白かっ…
第一夜が1番面白かったです。「文鳥」は、途中までは主人公が文鳥をかわいく思うようになっていく様子が微笑ましいけど、ラストは後味が悪かった・・・。
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夢十夜を読んだ。 正直自分にはなんのことが書いてあるのかよくわからなかった。それは行間を読むといったことや、時代背景を想像するといった力がまだないからかもしれない。 後年またこの作品に呼ばれることがあれば読みたいくらいには興味がそそられた作品だった。
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