誘惑の部屋に捕らわれて の商品レビュー

水上ルイ(著者),やまねあやの(著者)

2010/07/03

大富豪で貴族でデザイン会社社長・ディーノ×建築デザイナーを目指す青年？少年？・裕介。
お互い一目惚れしてるっぽいのになかなかくっつかない2人。もう、早くくっついちゃいなさい、と言いたくなるかもｗ
BLガイドWikiにこの作者さんの作風として、「攻と受の褒め称え交換日記」とあるんだけど、まさにそんな感じ。
そういうのがキライじゃなかったら楽しめるし、気楽に読めるかな？ ちょっと、どこまでお互い褒め称えたら気が済むんだよｗと突っ込みは入れたくなるけどｗｗ
まあ、全体的に甘甘な感じ。

2010/06/06

タイトル：誘惑の部屋に捕らわれて
著者名：水上ルイ
イラスト：やまねあやの

■Story■
オレ朝香裕介は、中学の頃、ヨーロッパの教会のような瀟洒なホテルで、
サファイア色の瞳の男と目が合った。
彼はそのホテルをデザインしたイタリアの新進気鋭の建築デザイナーだった。
彫刻のごとき美貌から男の色気を漂わせていた彼と彼の手がけたデザインに、
オレは一瞬で虜に。
その時から彼に憧れ、高校卒業した今、建築デザイナーを目指して
イタリア留学を決行！

私は小売の男と呼ばれるディーノ。大富豪カスティリオーニ家の嫡男だ。
仕事以外には情熱を傾けない私だが、4年前から忘れられない天使がいる。
それは日本で一度だけ目が合った裕介だ！

元気な裕介と貴族で御曹司のディーノ。そんな二人がローマで再会。
運命の恋は、永遠の都で始まる！！

■感想■
最初から幸福な結末が用意された、激甘ラブストーリー。
お互い一目惚れなのにも関わらず、恋愛には鈍感な2人。
読んでいるこっちが恥ずかしくなるような純愛に乾杯！
それにしても、イタリアにはそんなにたくさんゲイがいるのか？
それか、ディーノの周りにゲイが集まってしまったってだけか？
やはり魅惑的な男性の周りには、紳士淑女もメロメロってことなのかも。
将来、立派な建築デザイナーへと成長した裕介を
嫉妬の表情で周りを牽制している姿が目に浮かぶよう。