ムーミンパパの思い出 の商品レビュー

トーベ・ヤンソン(著者),小野寺百合子(著者)

2020/11/20

ムーミンパパの若い頃の思い出を記したもの。

みなしごホームを抜け出して自由と冒険をもとめるムーミンパパの行動力すごい！

フレドリクソン、ヨクサル、ロッドユールなどたくさんの素敵な仲間たちがでてきます。

途中途中にムーミンパパが子どもたちに思い出を語ってるところが出てくるのですが、スニフもスナフキンもムーミントロールもみんな自分たちのパパの活躍話を聞きたがるところがかわいい。

それにしてもヘムレンおばさんの扱いがひどすぎて笑えます。
海のオーケストラ号乗ってみたいなー！

最後のエピローグがすごくいいです。

2013/10/18

ヤンソンの島での生活を投影したような、シリーズには類をみないほどの荒涼さと厳しさと、さみしさ、こどく、家族それぞれが、あの灯台の島では浮き彫りになって、うみうま、モランとの和解、ムーミン谷へのあこがれにつながる、おとなの読みもの、

2012/09/10

育った環境なのかムーミントロールよりパパは短気。
パパのまわりの魅力的な人々に惹かれた。
孤児パパの冒険と独立心がいろんな勇気を与えてくれる。

エピローグがすてき！！

再読あるいは再再読。

2012/01/06

ムーミンパパの若かりし日の冒険談。理不尽な捨て子ホームを飛び出し、互いに認め合う友と血沸き肉躍る冒険をし、最愛の女性と出会う。よき父、よき夫でありながら、常に現状に満足せず、時に子どもっぽく、危なっかしいほどの夢想癖と放浪癖を持つムーミンパパは、一人の男性として非常に魅力的なのだ。アニメの声もセクシーだしね、と元々オヤジスキーの所為か、最近はムーミンパパびいきになってきたのだった。

2012/09/16

ムーミンパパの若い頃の物語。スナフキンやスニフなどの父母が出てくるのが意外な展開。ロッドユール好き(*´д｀*)　ムーミン屋敷にある気圧計は海のオーケストラ号のものなのか、ニョロニョロ島のものなのか…。

2014/05/23

シリーズ最高傑作といってもいいのではないでしょうか。

『おまえたち、ほんものの冒険家として、生きるのだよ。
　それをけっしてわすれてはならないよ。』

冒頭のパパの言葉はわすれられません。
私も冒険心を忘れない大人になりたいです。

2009/10/04

パパのヘタレ可愛さに悶えました。
本当にもうアンタってコは！って感じでどうしようもなくて愛おしい。
親世代の話なので、これを読んだだけで凄いムーミン通になったような気になれます（笑）
それにしてもパパはママにゾッコンなんですね。
オートミールを人魚に投げつけないで下さい。