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ステップファザー・ステップ の商品レビュー

4

532件のお客様レビュー

  1. 5つ

    167

  2. 4つ

    184

  3. 3つ

    110

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2009/10/04

双子の兄弟と情にほだされてゆく泥棒を取り巻くミステリー。他の宮部作品にはないコメディタッチ。これを読むまでに分厚くて濃い宮部作品ばかりだったので、あまりにもあっけらかんとして軽い内容に驚いた。個人的に重いテーマの方が好みかも。

Posted byブクログ

2009/10/04

たった1冊読んだだけでどうこう言うのも気がひけるものですが、作家と読み手の間にも相性って絶対にあると思うんですよね。そういう意味では私にとって相性のよくない宮部みゆき。でも世間の評判と自分の感想があまりにもかけ離れてしまってて、1冊だけでダメって判断するのがもったいないような気が...

たった1冊読んだだけでどうこう言うのも気がひけるものですが、作家と読み手の間にも相性って絶対にあると思うんですよね。そういう意味では私にとって相性のよくない宮部みゆき。でも世間の評判と自分の感想があまりにもかけ離れてしまってて、1冊だけでダメって判断するのがもったいないような気がしてしまって、それで手に取った2冊目がこれ。短編ということもありあまり込み入ったトリックもなく、予測がつく物も多く、しかもそのトリックもかなりあっけなく披露されてしまうので、特に驚く事もなく「ふ〜ん」という感じ。なので感想も正直「ふ〜ん」……。個人的に「こんなところに仕掛けが!!!!」みたいなトリックが好きだったりするので、まあ暇つぶしに読むにはあっさりしてて良いのでは?という感じでした。ただ主人公と双子ちゃんの人間関係に関しては、心温まるいいものがあったと思うし、あとがきにて「続編を書きたい」というような事もおっしゃっているので、ミステリーな部分ではなく、その人間関係目当てで読んでみたい気はしますが。2冊読んでみましたがまだ「やっぱダメ!」とは言いきれない私。もしかしてこうやって諦めきれない人が多くて、宮部みゆきが売れているっていうことはないでしょうか?それとも私のチョイスが悪いだけなのかなあ……。

Posted byブクログ

2009/10/04

一卵性双生児の男の子と、ひょんなことから彼らの父親役代わりを務めることになったプロの泥棒のやり取りが、とてもいい。ほのぼのしてて好き!

Posted byブクログ

2009/10/04

初めて読んだ宮部さんの本。「ラジオ図書館」というラジオ番組で聞いておもしろいなと思って買った。こんな話ありえないんじゃあないか(笑)と思いながらも、主人公の泥棒や双子の魅力にはまって自然に一気に読み進められた。

Posted byブクログ

2009/10/04

泥棒がある家に忍び込もうとした。ところがそれが失敗した。満身創痍の泥棒を介抱したのは隣家の双子の兄弟で、彼等は捨てられっこで、そして半端なく強かだった…。そんなデコボコボコトリオが、周囲に起こる事件を不本意ながらも(主人公の泥棒にとっては)解決してゆく。笑い、義憤を感じ、ホロリと...

泥棒がある家に忍び込もうとした。ところがそれが失敗した。満身創痍の泥棒を介抱したのは隣家の双子の兄弟で、彼等は捨てられっこで、そして半端なく強かだった…。そんなデコボコボコトリオが、周囲に起こる事件を不本意ながらも(主人公の泥棒にとっては)解決してゆく。笑い、義憤を感じ、ホロリと泣かせる宮部節の極地。

Posted byブクログ

2009/10/04

主人公は泥棒です ある日東京郊外の家に盗みに入るところを雷に打たれて失神してしまいます 気付いたら目の前には双子の兄弟がいました 主人公が泥棒である事と同じく双子には秘密がありました 双子は主人公が泥棒であることを隠す変わりに 双子の秘密を守る為、ある条件を差し出してきます え...

主人公は泥棒です ある日東京郊外の家に盗みに入るところを雷に打たれて失神してしまいます 気付いたら目の前には双子の兄弟がいました 主人公が泥棒である事と同じく双子には秘密がありました 双子は主人公が泥棒であることを隠す変わりに 双子の秘密を守る為、ある条件を差し出してきます えー、泥棒ミステリーです(なんじゃそりゃ) 設定を上手く使っていますね〜、さすが宮部って感じの作品でした ちなみにステップファザ−は「継父」という意味です 全7作の短編になっていて 話が進むにつれて双子との関係の変化していくところも注目です

Posted byブクログ

2009/10/04

面白かった!!以外に書くことがない。サラっと読める痛快コメディ系の軽いミステリーなので、マンガを読むみたいに読めた。今、密かに自分の中で「宮部みゆきブーム」かも…。(笑)

Posted byブクログ

2009/10/04

わたしの愛読書。 作者は何度か「欠損家庭」を主人公にとりあげてるけど、この作品はとくに温かくてユーモアがあって、ミステリー以外の要素で十分たのしめると思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

宮部作品の中で一番好き。 双子の男子中学生が輪唱のように語り、プロの泥棒30代独身男性がステップファーザー(義父)に進化していく様子を7つの事件で視姦する楽しみったらもうっ!

Posted byブクログ

2009/10/04

中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めて3人。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。なんとなくゆったりとしていて、とてもおもしろいです。私的にお気に入りですよ。

Posted byブクログ