動物農場 の商品レビュー

ジョージ・オーウェル(著者),高畠文夫(著者)

オーウェルはやはり『…

[文庫ＯＦＦ]

オーウェルはやはり『動物農場』が有名ですが，この角川文庫クラシックス版は『象を討つ』『絞首刑』『貧しきものの最期』という３つの短編も入っています．短編の方も予想外に面白かったので，お買い得でした．

「1984年」となら…

[文庫ＯＦＦ]

「1984年」とならびオーウェルの代表作です。登場人物はすべて動物で、スターリニズムを風説してます。やさしいですが、厳しい社会主義批判の書です。

イソップ風の風刺です…

[文庫ＯＦＦ]

イソップ風の風刺です。他のレビューにもあるとおり、旧ソ連を痛烈に皮肉った物語です。この本と「1984」はオーウェルの代表的小説とされており、それらの内容は学術的な論文においてさえもしばしば引用されます。短いし読みやすいので教養として読んでおいて損はないと思います。ただし、個人的には結構救われなくて怖い話だと思いました。感想ジャンルで「ホラー」を選択したのはそのためです。

高校時代に読みました…

[文庫ＯＦＦ]

高校時代に読みました。権力を握ってしまうと、最初の理想は高くとも結局は同じ穴のムジナになってしまう人間の悲しいサガを知ったように感じたものです

人間社会の悲しき習性…

[文庫ＯＦＦ]

人間社会の悲しき習性を動物達を通してあぶりだした寓話。

平等な社会を望む人た…

[文庫ＯＦＦ]

平等な社会を望む人たちが作ろうとする理想の社会とは何だろうか？また理想とは何だろうか？このような問いに対する疑問を、著者は鋭く観察している。この本を読むことで、現代の複雑な社会において何が必要であるかを感づかせてくれた。

2023/07/02

セリフの一句や一行の文に、読み手がどれだけの関心や知識、歴史の知識があるか次第でこの寓話は感じ方が変わる。私もロシア革命時代の様子は良く知らないが、寓話と読むには心に引っかかるサインが随所にあった。全くスタイルの違う「象を撃つ」「絞首刑」「貧しい者の最期」も何でだか引き込まれて行った。リアリティがあるのかな？

2023/03/30

モリーちゃん可愛いよモリーちゃん。

解説も含めて最高でした。
もっともっと自分が深みのある人間になることができてから、もう1回読みたい。

2022/12/26

人間の支配から脱して独自の社会を築き始めた動物たちのお話。
動物のセレクトが秀逸で良かった！
表題作の他にも支配がテーマの短編がいくつか。
象を撃ち殺す話が好きだった。

後半かなりページ数さいてオーウェルの生涯について記してあるのも興味深く読めた。

2022/11/18

共産主義と資本主義と独裁主義が、いつの間にか混ざり合って混乱し、いつの間にか差別主義と格差の中に迷い込んでしまった。
ロシアか中国の話だとばかり考えていましたが、最近の日本も笑えなくなってきている気がしています。