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時刻表2万キロ の商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

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2022/06/21

路線図を見ながら、よくこんな所まで行くなあ、と想いをはせるだけでもおもしろい。 淡々としているようで執念を感じる。 今では廃線になってしまったものもあるそうなので、記録としても貴重なのかな。

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2019/11/24

たぶん20回目くらいの通読。 流れがいいよなあ。 特に北海道完乗してから青函連絡船で学生を怖がらせ、睡魔睡魔から花輪線をタクシーで追いかけるあたり

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2019/09/23

この書籍は、著者の「宮脇俊三」氏が思い出のある国鉄の路線を旅したルポです。 ただ、今は無い廃線になっている路線もありますのでこういう路線だったのねと思います。

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2019/08/03

鉄道冬の時代の今はもう1万キロくらいになっちゃったかな…距離はともかく、完乗の難しさは当時と今ではは比べものにならないだろう。旅情だけでなく、高度経済成長時代のサラリーマンの雰囲気も感じられる。

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2018/09/24

淡々とした語り口調でとっつきやすい文章に引きこまれ読み進めるうちに鉄道地図を購入し照らし合わせて読んだ。現在の廃線の多さに驚愕されたし。著者は偉業を成し遂げたが仰々しさがなく最後まで著者らしく淡々としていて良作。

Posted byブクログ

2017/11/10

大事に読もうと思ってちょびちょび読んでたんだけど、他の本読んでるとこの本読んでる事ありきで話がすすんだりするので、とりあえずひととおり読んでしまわないとってなって。 さすがにおもしろかったけど、自分でやろうとは思わないな。

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2017/09/05

どうしよう、書きたいことが山ほどある。国鉄がJRになって久しいが、時刻表を旅する楽しみの神髄に触れた感じ。そして『いい旅チャレンジ20,000km』の挑戦を夢見ていた中学生の頃に戻れた。今年12月号の時刻表と本書の路線図を比べると、その多くは良くてバス路線、悪くすれば廃線となり痕...

どうしよう、書きたいことが山ほどある。国鉄がJRになって久しいが、時刻表を旅する楽しみの神髄に触れた感じ。そして『いい旅チャレンジ20,000km』の挑戦を夢見ていた中学生の頃に戻れた。今年12月号の時刻表と本書の路線図を比べると、その多くは良くてバス路線、悪くすれば廃線となり痕跡さえ見いだせない。著者の苦労は、乗り鉄にとって楽しみでもある。一会社員であった著者が、国鉄を完乗するため夜行列車、新幹線、飛行機、バス、タクシー、徒歩を総動員していたことに驚きと感動をおぼえた。あ~こんな鉄道旅に出てみたい!

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2017/03/26

国鉄全線約20800キロ全てに乗るまでの旅の記録。ただ、この本に書かれているのは、全線完乗を目指すことを決意した後の、残りの約2700キロ分の記録である。落ち着いた文体でユーモアもあり、興味深く読める。今はなき路線の乗車記録もあり、また、昭和55年の国鉄全路線図が附載されているの...

国鉄全線約20800キロ全てに乗るまでの旅の記録。ただ、この本に書かれているのは、全線完乗を目指すことを決意した後の、残りの約2700キロ分の記録である。落ち着いた文体でユーモアもあり、興味深く読める。今はなき路線の乗車記録もあり、また、昭和55年の国鉄全路線図が附載されているのもうれしいポイント。鉄道ファンにはたまらない1冊。

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2014/11/18

国内に2万800キロある国鉄(現JR)の路線を全て制覇してしまおうという、作者:宮脇俊三。金曜日の仕事を終えて、夜行や飛行機で現地まで行き、目的の路線に乗るということをくり返す。鉄道ファンの原点。

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2014/11/09

今となっては懐かしい響きとなった「国鉄」。その国鉄の全線踏破を筆者は試みる。会社勤めである筆者は只ひたすらに未踏路線を乗車していく。偏屈な鉄道マニアに思えるかもしれない。意味のない暇つぶしに思えるかもしれない。筆者が只ならぬのは「路線長」の定義から検証し時刻表はもとより時には国鉄...

今となっては懐かしい響きとなった「国鉄」。その国鉄の全線踏破を筆者は試みる。会社勤めである筆者は只ひたすらに未踏路線を乗車していく。偏屈な鉄道マニアに思えるかもしれない。意味のない暇つぶしに思えるかもしれない。筆者が只ならぬのは「路線長」の定義から検証し時刻表はもとより時には国鉄規程さえ持ちだして厳密にルール化を実行している点だ。やっていることは阿呆らしいのだが(失礼・・・)、ここまで情熱を傾けていると神々しくさえある。大量に登場する地名(駅名)の、路線に関係のない地名は、実に淡々とした描述だが、それでも味わい深い文章に仕上がってるのは筆者の筆力の結果だろう。 国鉄も旅客は6つに分割され、周遊券もほぼ廃止し、撤退した赤字路線も多い。スマホで乗換を検索する時代に時刻表を眺める人はどれだけいるだろう。どちらの時代が良いかはひとそれぞれだが、不便ささえ味わい深い当時の古き良き旅行を記す名作の一つといえよう。

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