人面瘡 の商品レビュー
魅力的な語り口と密な表現はどれを読んでもほんとうに色あせない。表題作含めて複数本が入ってるけど切り口がガラッと変わったものもあったりして全く飽きないし1本1本の満足度が高い。今回は死姦ネタ多め。表題作が最後の配置になってるのも読後の満足感があっていい。
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それぞれ長編に匹敵する、濃度の濃い短編集( ´ ▽ ` )ノ。 等々力警部でなく磯川警部が金田一の主な相棒( ´ ▽ ` )ノ。 表題作、人面瘡は出さなくてもよかったかな? まるっきりブラックジャックだったけど( ´ ▽ ` )ノ。 しかし、時代が時代とはいえ、身体障害者差別がす...
それぞれ長編に匹敵する、濃度の濃い短編集( ´ ▽ ` )ノ。 等々力警部でなく磯川警部が金田一の主な相棒( ´ ▽ ` )ノ。 表題作、人面瘡は出さなくてもよかったかな? まるっきりブラックジャックだったけど( ´ ▽ ` )ノ。 しかし、時代が時代とはいえ、身体障害者差別がすごいな
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「眠れる花嫁」「湖泥」「蜃気楼島の情熱」「蝙蝠と蛞蝓」「人面瘡」 どれも手堅い本格なのにバラエティ豊かで短編集とは思えない読了感でした。 特に、湖泥、蜃気楼島は長編のような濃さ。 湖泥は美女の被害者、悩める青年、粗暴?な容疑者、狂人、因縁のお家柄、連続殺人といろいろ詰め込んでてお...
「眠れる花嫁」「湖泥」「蜃気楼島の情熱」「蝙蝠と蛞蝓」「人面瘡」 どれも手堅い本格なのにバラエティ豊かで短編集とは思えない読了感でした。 特に、湖泥、蜃気楼島は長編のような濃さ。 湖泥は美女の被害者、悩める青年、粗暴?な容疑者、狂人、因縁のお家柄、連続殺人といろいろ詰め込んでてお気に入りです。 トリックというか本当に全部雰囲気が良い。時代もあるのかも。
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金田一耕助シリーズの短編集。 短編集は初めて読んだけど、一話一話引き込まれて夢中で読んだ。 全話面白かったけど、一話一話をもっとじっくり読みたいと思ってしまった。 私は、長編の方が好きらしい。
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お馴染み名探偵・金田一耕助の活躍を描く短編集。それにしても横溝正史の語りの巧さよ!横溝ブームには色々な要因があったろうけれど、この文章の読みやすさ、心地良さがあればこそ、だろう。
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『睡れる(ねむれる)花嫁』は、あるアトリエで起こった昔と今の事件をテーマにしたミステリー 『湖泥』は、ある田舎にある北神家と西神家の対立を背景に起こった殺人ミステリー。 『蜃気楼島の情熱』は、あるアメリカ帰りの紳士が竜宮城のような建物を沖の小島に建て、そこで起こった殺人事件。 『...
『睡れる(ねむれる)花嫁』は、あるアトリエで起こった昔と今の事件をテーマにしたミステリー 『湖泥』は、ある田舎にある北神家と西神家の対立を背景に起こった殺人ミステリー。 『蜃気楼島の情熱』は、あるアメリカ帰りの紳士が竜宮城のような建物を沖の小島に建て、そこで起こった殺人事件。 『蝙蝠と蛞蝓』は、金田一耕助を怪しむアパートの住人が嵌められた殺人事件。 『人面瘡』は、姉が妹を2度殺したと訴え、その直後妹が死体で発見されたミステリー。 どれも似たようで、それぞれのストーリーがあって、すべて楽しめて読めました~。 今時の科学捜査でなく、金田一の頭脳で事件を解決するところが読んでて面白い。 しかし、私の金田一耕助のイメージって、「のっぽさん」なんだけど。。。。変かな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編集。 好きな磯川警部が頻繁に出てくるのがイイ! 短編でさくっと読めるのは気軽でいいのですが、 やっぱりドロドロぶりは健在 特に「睡れる花嫁」、「湖泥」と死姦モノが続くので重いです 『蜃気楼島の情熱』にもチラリとそういった描写が… 1番短いのに印象深いのは「蝙蝠と蛞蝓」 八ツ墓村もそうでしたが、登場人物視点もいいですね 金田一耕助の出番は少なくなってしまいますが 2012/10/27-28
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今回は短篇集ということで、長編で感じるような あのまとわりついてくる恐ろしさ(丑三つ刻に突然襲われる恐怖、ゾッとする感じ。)は少なかったけど、やはり横溝作品は私に合っているとみえて、引きこまれ、楽しめた。読みやすい。
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金田一耕助が活躍する5編を収録した短編集。 短編でも、金田一の推理は健在!トリックも 各短編が鮮やかで飽きさせることがない。
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「わたしは、二度妹を殺しました」 タイトルより中身の「蝙蝠と蛞蝓」のほうが印象に残っています。あら、どちらも虫編・・・
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