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徳川の夫人たち(上) の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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家光の側室・お万の方…

家光の側室・お万の方を主人公に描く大奥の物語。下品な感じはなく、上品に仕上がっているのが好印象です。

文庫OFF

興味本位的でなく、美…

興味本位的でなく、美しく格調高く描かれているところが好印象です。

文庫OFF

尼僧から還俗し、徳川…

尼僧から還俗し、徳川家光の愛妾となったお万の方の生涯を、著者ならではの上品なタッチで描いています。御台所の弟との秘めた恋の行方も見逃せません!

文庫OFF

2012/08/14

徳川幕府の三代将軍家光が、生涯でただ一人寵愛した側室お万の方の生涯を描く。 幼少より仏への帰依の心深かった彼女は、伊勢の由緒ある尼寺慶光院の新院主となり、その跡目御礼のため江戸城に上がった。しかし、この家光との対面が彼女の運命を大きく変えることに・・・。 稀有な人生をたどったお万...

徳川幕府の三代将軍家光が、生涯でただ一人寵愛した側室お万の方の生涯を描く。 幼少より仏への帰依の心深かった彼女は、伊勢の由緒ある尼寺慶光院の新院主となり、その跡目御礼のため江戸城に上がった。しかし、この家光との対面が彼女の運命を大きく変えることに・・・。 稀有な人生をたどったお万の方の、破戒への罪の意識や家光への愛情・・・、一言では言い表せない様々な心の機微が、作者なりの解釈で非常に細やかに描かれている。歴史小説の面白さはやはり作者によって解釈が分かれるところだと思う。主人公に限らず、すべての登場人物が、描く人によって善人にも悪人にもなる。

Posted byブクログ

2012/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

徳川家光くんの側室、お万の方のお話です。 伊勢の慶光院新院主として江戸に挨拶に来た六条有純さんの娘さん。 彼女に一目ぼれした家光くんが、今までのホモっ気を返上して無理やり還俗させて側室にしちゃった…というお話ね。 困ったちゃんの春日局が亡くなって、美しくて賢くて優しいお万さんが側室兼大奥取締役になるまでがこの巻でした。 お万さんは頭の良い人で、戦わずして勝つというやり方を身につけています。 これは見習わなくちゃな~と思いました。 普通の読み物としてもかなり面白いお話だよ!

Posted byブクログ

2011/04/20

美しい文章で綴られる、凛とした美しい人の姿。 源氏物語を読んだ時に感じたような、崇高な女性の姿を見ました。

Posted byブクログ