天を売る島 の商品レビュー

寺沢孝毅【著】

2022/04/15

写真集ですが、寺沢さんの文章が文学的で素晴らしいので、ここに入れました。
北海道の道北にある天売島に、寺沢さんは教師として赴任します。そこは漁師の島であり、海鳥の棲む島でもあります。しかし、数を減らすオロロン鳥に出会って、寺沢さんは転勤のある教師を辞め、天売島の住人になることを決心します。漁師も、鳥や海獣たちも共存してほしい。しかし、豊穣ではなくなった海はそれを許さず、漁師たちは苦悩します。
寺沢さんは海鳥の写真を撮りながら、海鳥と島の人たちの暮らしを見つめています。天売島の自然を表現するとともに、そこに暮らす人々にも目を向け、天売島を余すところなく紹介した本です。

2009/10/07

２００７年夏くらいに手に入れた本。

あっ、私、すっごく、「天売島」が大好きなんです☆
（もちろん焼尻島も。）

天売島に住む写真家、寺沢孝毅さんの本。

この本ではじめて、冬の天売島を見ました。
天売島のことなら何でもを知った気になってる私ですが、知らない島の姿がまだまだいっぱいあるんだな〜って感じがします！

今年も来年も再来年も・・・
毎年、１回は天売島・焼尻島を訪れたいです。