ワーク・フェア の商品レビュー

山田久【著】

2014/04/25

日本から付加価値のある雇用がどんどん流出をしています。そしてサービス業など、給与水準の低い産業だけが残り、これが今後はどんどん加速します。　そのような時代だからこそ、本からの学びが大切であり、実践が大切なのです。

2009/10/04

税金を「もらう」主体から「払う」主体へ。このためには、社会のニーズと合致する職業訓練を行う必要があります。その職業訓練に際しては、個々人に応じて綿密な計画が立てられます。この計画は１か月ごとに計画と当人の実績に照らして、その計画とのズレがあれば生活保護的な税金の投入をやめることまで企図しています。ワークフェアで感じられるのは、（１）当面税金を投入してもいずれは返ってくるという「損して得取れ」の発想と、（２）「人間は本質的に堕落する」という性悪説の発想です。飴とムチをうまく使い分けるこの手法は日本の労働政策にも示唆に富む話題ではないかと思います。

2009/10/04

日本経済の、特に企業や社会システムの概要がほぼ網羅されている。

雇用問題が身近になっている今、

一般教養として読みたい一冊。