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モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌 の商品レビュー

2.8

7件のお客様レビュー

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2017/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今も昔も外国人に対してステロタイプの理解と偏見が蔓延るのは変わらないんだろうけど。political correctnessなき時代のソレは中々にソーゼツ。

Posted byブクログ

2012/03/20

期待したほどの奇抜さ、目新しさは無かった。 著者の不幸な人生とそれに耐える為の信仰の深さ、そして書かれた時代を考えれば、こうした文になるのも当然だろうと感じる。 日本の項を見る限り至極真っ当な事が書かれており、それは他国の項でも恐らく同様だろう。 現代人が読む事で得られるものは少...

期待したほどの奇抜さ、目新しさは無かった。 著者の不幸な人生とそれに耐える為の信仰の深さ、そして書かれた時代を考えれば、こうした文になるのも当然だろうと感じる。 日本の項を見る限り至極真っ当な事が書かれており、それは他国の項でも恐らく同様だろう。 現代人が読む事で得られるものは少ない。

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2011/04/14

地理歴史の勉強のため借りたものの、内容はネタ本と知りびっくりw 大げさではあるものの、なんとなーくイメージを把握できました。 日本は150年も前から災害国のイメージなのね…。

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2010/10/09

「モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌」 編者 トッド・プリュザン 訳者 三辺律子 出版 バジリコ p33より引用 “進化には時間がかかる。” 19世紀ヴィクトリア時代の子供向けの本の作家、 ファヴェル・リー・モーティマー氏による、 世界についての過激な発言集。 兎に角ひたす...

「モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌」 編者 トッド・プリュザン 訳者 三辺律子 出版 バジリコ p33より引用 “進化には時間がかかる。” 19世紀ヴィクトリア時代の子供向けの本の作家、 ファヴェル・リー・モーティマー氏による、 世界についての過激な発言集。 兎に角ひたすらに辛辣な文章がつらつらと並び続けます。 上記の引用は、 編者による前書きの最後の一文。 この文章の前に現代の著名人による、 配慮の足りない発言がいくつか紹介されています。 それを受けての意見ですが、 なんとも苦笑してしまいます。 この本が何より面白いと思うのは、 著者が世界のことを描きながら、 生涯二度しかイングランドを出たことが無い事。 その二度も、 パリ旅行とエジンバーグと極めて近所だそうです。 内容が内容なので大人向けだと思います。 ーーーーー

Posted byブクログ

2009/10/07

ここまできっぱり扱き下ろせるってある意味立派。しかもあたかも自分の目で見たように書いているのに、実はここに書かれている土地のほとんどを踏んだことさえないとは!異文化を知ることというのは本当に大事だよ、とつくづく思う。

Posted byブクログ

2011/09/20

確かに文体に力があるので 不機嫌なのについ読んじゃうという。。。○○についてどう思いますか? ××ですよね!わかります。 みたいな感じ。

Posted byブクログ

2009/10/04

「そこまでいうか!」という帯の惹句に大笑い。福音主義者にして児童文学者のモーティマ夫人による、失礼きわまりない世界ガイド。異教徒、偶像崇拝はもとより、カトリック教徒すらもこき下ろす。彼女が発明?した「二人称仮定法」=「あなたもきっとこう思うでしょう」が前編にちりばめられた、ある意...

「そこまでいうか!」という帯の惹句に大笑い。福音主義者にして児童文学者のモーティマ夫人による、失礼きわまりない世界ガイド。異教徒、偶像崇拝はもとより、カトリック教徒すらもこき下ろす。彼女が発明?した「二人称仮定法」=「あなたもきっとこう思うでしょう」が前編にちりばめられた、ある意味珠玉の名作(この文体は、後にハウツー本やアンアン等マガジンハウス系の雑誌、暮らしの手帖に散見される)。最後に付け加えるならば、世界を股にかける女のように振舞っている夫人は、少女時代にブリュッセルとパリ、その後未亡人となった後旅行したエジンバーグ以外、生地であるイングランドから外に出たことはない、とのこと。 2007.09.05-12

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