記憶の遠近法 新装新版 の商品レビュー
[ 内容 ] サラマンドラや一角獣、タロッコカード、宝石など、著者の得意とするテーマを満載する論考八編からなる第一部と、これまで自らタブーとしてきた身辺雑記や回想を「望遠鏡をさかさまにして世界を眺める」遠近法で描いたエッセイ群からなる第二部。 過去と現在という時間を交差させて織り...
[ 内容 ] サラマンドラや一角獣、タロッコカード、宝石など、著者の得意とするテーマを満載する論考八編からなる第一部と、これまで自らタブーとしてきた身辺雑記や回想を「望遠鏡をさかさまにして世界を眺める」遠近法で描いたエッセイ群からなる第二部。 過去と現在という時間を交差させて織り上げた魅惑の作品集。 [ 目次 ] サラマンドラよ、燃えよ 一角獣について タロッコの謎 宝石の伝説 『狩猟の書』について 盗みのエロティシズム 態位について 目の散歩 ツェッペリン幻想 私の昆虫記 ハーゲンベックの思い出 カフス・ボタンのこと 「コドモノクニ」のこと ドラゴン雑感 少年冒険小説と私 玩物抄 アポロとウェヌス 蠅とエメラルド 思い出と現在 エメラルド、五月の露 花火、七月の夜 ガラス幻想行 糸車から燭台まで [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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『黒魔術の手帖』みたいな感じかと思ったら、そうでもなかった。結構エッセイ色が濃く、あまり一つの内容を掘り下げて書いてるわけでもなかった。 ただ、澁澤さんがめちゃくちゃお茶目でかわいかった。 誤解してたぜ。
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2部構成によるエッセイ集 ------------ ? サラマンドラよ、燃えよ/一角獣について/タロッコの謎/宝石の伝説/『狩猟の書』について/盗みのエロティシズム/態位について/目の散歩 ? ツェッぺリン幻想/私の昆虫記/ハーゲンベックの思い出/カフス・ボタンのこと/「...
2部構成によるエッセイ集 ------------ ? サラマンドラよ、燃えよ/一角獣について/タロッコの謎/宝石の伝説/『狩猟の書』について/盗みのエロティシズム/態位について/目の散歩 ? ツェッぺリン幻想/私の昆虫記/ハーゲンベックの思い出/カフス・ボタンのこと/「コドモノクニ」のこと/ドラゴン雑感/少年冒険小説と私/玩物抄/アポロとウェヌス/蠅とエメラルド/思い出と現在と/エメラルド、五月の露/花火、七月の夜/ガラス幻想行/糸車から燭台まで あとがき ----------- エッセイ集として最初に手にした作品なのですが、他のエッセイ集とは色が異なるようです。それにしても、何たる博学なんだろう。 ・サラマンドラよ、燃えよ チェリーニの『自伝』より引用しているエピソードが特に面白い。 ・カフス・ボタンのこと/玩物抄〜昆虫〜 「少年のころ、カフス・ボタンを飲みこんでしまったことがある。・・・」 ふっと笑みがこぼれるエピソードである。
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540 古代、中世の錬金術師とその思想を紹介する「サラマンドラよ、燃えろ」。『黒魔術の手帖』以来愛好しているタロットカードについてその蘊蓄をかたむけた、「タロッコの謎」。タブーとしていた身辺雑記にふれることを解禁し、幼少年時代をおりにふれて回想した「ツェッペリン幻想」「私の昆虫記...
540 古代、中世の錬金術師とその思想を紹介する「サラマンドラよ、燃えろ」。『黒魔術の手帖』以来愛好しているタロットカードについてその蘊蓄をかたむけた、「タロッコの謎」。タブーとしていた身辺雑記にふれることを解禁し、幼少年時代をおりにふれて回想した「ツェッペリン幻想」「私の昆虫記」などを収録した透明な詩情あふれるエッセイ集。
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