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レアといた夏 の商品レビュー

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2011/02/07

あとがきより(以下抜粋) 著者のマリー・ソフィ・ベルモは、フランスのジュニア向けの女流作家で、思春期のゆれうごく少女の気持ちを、実に細やかに描くことで、フランスでは多くの読者に読まれている・・・。 レアはダウン症で言語障害があり、母親と島に暮らしている。 主人公のローズは13才...

あとがきより(以下抜粋) 著者のマリー・ソフィ・ベルモは、フランスのジュニア向けの女流作家で、思春期のゆれうごく少女の気持ちを、実に細やかに描くことで、フランスでは多くの読者に読まれている・・・。 レアはダウン症で言語障害があり、母親と島に暮らしている。 主人公のローズは13才。母親の都合でレアの家で過ごす事になったのだが、同い年のレアがとる行動に理解が出来ないため、嫌悪感をあらわにしたまま、島へやって来る。 島では、10才のトムという子と仲良くなる。 3人で居る時に、レアが焚き火を見て発作をおこす。 炎が恐いレアがその恐怖と向き合う姿を見て、しだいに受け止めようとしていくローズの一夏の成長を描いている。 あとがきに、重いテーマも作品が決して暗くないとあるが、著者の温かさが作品全体を包んでいて、読み終わりも心地よいものとなっています。

Posted byブクログ