いつか、一緒にパリに行こう の商品レビュー
辻さんが数年パリで暮らして見えてきたことが書かれていて、パリを案内してくれます。生活をしているからこそ見えてくる文化や考え方の違いなどの話もあり、興味深かったです。 まだ結婚生活をおくられていた頃の作品なので、妻、とか、出差事情とか、そんな話も飛び出して来ていました。
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著者とパリを歩きながらパリの良さを教えてもらってる気分になれる一冊。一度パリに行ったことがあるがその時の体験より、豊かにパリの風景が想像できた。 再来月にパリにもう一度行くのでその予行練習になれた。楽しみだな。
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この本全体からかもしだされる辻仁成という人の雰囲気はどうも全然好きになれないが、ところどころにぽろぽろと、妙に共感できるフレーズがでてくる。 そしてとくに、この本で描かれているフランス人の生き方・考え方にすごく共感したし、見事にパリに行きたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作家の辻仁也がパリで暮らし感じたことをガイドブックとは違う視点で紹介したという本。 先日まで豪ジャーナリストのパリ論を読んでいて不可解な(失礼!)人たちだなあ―と思っていたが、この本ではもっとすべてが肯定的。パーティで話さないこともなければ、邪険にされることもない。なぜか? 1つは筆者が何事も楽しめるパーソナリティを持っているからであろう。態度ひとつで同じことでも見え方が違ってくる。日本人、というのも大きい。 1つは筆者が男性だから。男性は往々にしてロマンチストというがそうなのではないか。女性のほうがより現実的だし、パリでは優雅でなくてはなどの縛りが大きいのだと思う。 いずれにせよ、読み比べてその違いの大きさにかなりビックリ。だから読書はやめられない。
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これを読むとパリに行きたくなる。 きっと何度だって行きたくなる。 あの人とパリを歩けたら、なんて想像してしまうかも。
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