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ロッキード裁判とその時代(1) の商品レビュー

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2016/12/16
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1994年(底本1981年)刊行。  著者といえば、田中角栄金脈問題とは切っても切り離せない。その著者が週刊誌の連載として行った、ロッキード事件の刑事裁判傍聴を記録したものである。全4巻中の第1巻。  初公判〜事実上の敵性証人でもある検察側証人尋問まで。    70年代後半から80年代前半にかけての政治史、刑事訴訟制度や司法制度の真の意義を看取する上で有益な事件。  また、田中問題など自民党ら政治家の金権体質を知るためにも、一度は読んでおくべき書ではないか。  このころの週刊誌の硬派ぶりを知りうるところでもある。

Posted byブクログ