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素晴らしい死を迎えるために の商品レビュー

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2014/11/15

17歳頃からだったろうか、「人生とは?」、 「生きるとはどういうことなのか?」、そして、 「死とは?「死後の世界の有無は?等々、考える ようになった。それ以来、こういったテーマの 本を数多く読んできた。それなのに、1997年 に出版されたこの本に出会わなかったのは残念。 編者の...

17歳頃からだったろうか、「人生とは?」、 「生きるとはどういうことなのか?」、そして、 「死とは?「死後の世界の有無は?等々、考える ようになった。それ以来、こういったテーマの 本を数多く読んできた。それなのに、1997年 に出版されたこの本に出会わなかったのは残念。 編者の加賀乙彦さんの言葉。 「・・・・・どう生きるかという問題は、 つまりはどのようにして死を迎えるかを 念頭に置きながら、生き生きとした毎日を 送っていくかということである。死はあらゆる 生物の終末であるけれども、人間のばあいには、 その終末までの生をどう過ごすかと考えて、 生と死の自己決定ができる点が、ほかの生物と 異なっている。人間が現在ほど自分の生と死に ついて考えられる時間をたっぷりあたえられた ことは有史以来最初のことなのである。」

Posted byブクログ