羽衣ミシン の商品レビュー
この作者さんのことは、雑誌の方で目にした短編の世界観とか絵のセンスのよさに「今後が楽しみな新人」として注目はしてたんですが、この作品で一気に化けたというか「少女漫画家として地位」を確立したという印象を持ちました。(あくまでも当社比) そう断言してしまいたくなるほど、完成度が高い、...
この作者さんのことは、雑誌の方で目にした短編の世界観とか絵のセンスのよさに「今後が楽しみな新人」として注目はしてたんですが、この作品で一気に化けたというか「少女漫画家として地位」を確立したという印象を持ちました。(あくまでも当社比) そう断言してしまいたくなるほど、完成度が高い、と個人的には思っているのですがどうでしょうか。 あらすじをまとめちゃうとありきたりなので、とりあえず読んでみて欲しい。 (ラストあたりに見開きで描かれる「たんぽぽの野原」がたまりません!!!!) 単行本に収録された番外編がまた、いいんです。番外編って蛇足になりがちなものですが、この作品に限っては、あれがあってこそ、物語は美しく完成したような気がします。
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少女マンガ版”鶴の恩返し”ってなストーリー☆ 淋しいエンディングではあるけど、とっても可愛い心温まるお話。 ラストの番外編(エピローグ的なお話)も込みでよかった。
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勝手に押しかけてきて 勝手に涙を流して帰ってしまう 身勝手ではありますが美しい描写でした。 サブキャラふたりが個人的には好きです。 読んで特に何も感じない、憤りも何もない、そんな漫画も必要だと思いますが この漫画はそんな感じです。 どんな心理状態でも読める 逆に貴重な作家さんだと...
勝手に押しかけてきて 勝手に涙を流して帰ってしまう 身勝手ではありますが美しい描写でした。 サブキャラふたりが個人的には好きです。 読んで特に何も感じない、憤りも何もない、そんな漫画も必要だと思いますが この漫画はそんな感じです。 どんな心理状態でも読める 逆に貴重な作家さんだと思いました。
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雪の夜、突然現れた美しい女の子。 「今朝、命を救っていただいた白鳥です」 大学生の陽一は彼女と暮らすこととなるが…。 主人公を取り巻く友人たち、自らを「白鳥」だという美羽。 現代版「夕鶴」な感じですが、最後はもっと切ないです
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「鶴の恩返し」の翻案。 さえない大学生・陽一の下に、陽一が助けた白鳥の化身だと名乗る美羽という女性が現れて…という話。 白鳥の化身ゆえに徹底的な純粋性を帯びた美羽の存在による三人の大学生の成長が描かれる。 読後感が爽やか。
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ヒロインの葛藤に涙。 実際こういう葛藤ってあると思うし。 どっちも選べない、でも選ばなくちゃいけないって 苦しいんだよねぇ。
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「鶴の恩返し」をベースとした恋愛のお話。ピュアピュア。最後の一面に咲くあの花で、とても切なくなってしまった。優しい気持ちになれる。「誰かのために」「好きな人が喜んでくれるなら」そんな気持ちを、思い起こさせてくれる。
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現代版「鶴の恩返し」。 オチは読めていましたが。 絵がかわいい。相手の男が全然かっこよくないけど、話のかわいさで許せる。
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鶴の恩返しと天女の羽衣の現代版。もう少し陽一くんに個性があるとよかったなぁ。 沓澤くんの方がとても共感できました。
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白鳥の恩返し。主人公がパッとしなさすぎて(通行人Aのような風貌)少女マンガレーベル発行とは思えないほど。しかし切なくていい話だった。
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