カナシヤル の商品レビュー
やっと心から面白いとか共感できると感じられる詩集に出会うことができた。 まるでオルタナティブロックを「読んで」いるような体感。 世界観はどこまでも暗く救いが少なく病んでいる。 そして「おんな」であることにすごく自覚的だ。 こんな作品を読みたかった。 いつか私もこんな作品を書けるよ...
やっと心から面白いとか共感できると感じられる詩集に出会うことができた。 まるでオルタナティブロックを「読んで」いるような体感。 世界観はどこまでも暗く救いが少なく病んでいる。 そして「おんな」であることにすごく自覚的だ。 こんな作品を読みたかった。 いつか私もこんな作品を書けるようになりたい。
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相手とのつながりを訝り、破壊し、再度接着させていく行為に、そこはかとない孤独を感じてしまう。安易に人と人とはつながれないし、そのつなぎ目もすぐほどけるとも限らないことを、詩人は自身の変革から逃避し、故意に受容しないでいるのだと思う。 その先に何があるのですか?だからとても寂しい。
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アスファルトの上を、裸足で歩いている人がいる。こちらからはじっと見守っているだけ。そんな感覚。 孤独と憂鬱を吐き出す。いつまでも裸足じゃ危ない。靴を差し出し抱きしめてあげたくなるような、そんな詩集。
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