夜鳴き蝉 の商品レビュー
幼馴染みのお春のこともあるが、父親の歳の離れた相手のことも気になる。 そんな中、前の事件で、捕まえられなかった押し込み事件から2年、次の事件が起ころうとしていた。 文ノ介、勇七の二人のやり取り、成長も楽しみだし、それを支える幼なじみや、父親をはじめ上司の眼差しも素晴らしい。
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父子十手捕物日記シリーズ7巻、さくらの事で引け目があるのだが、惚れた娘お春と一緒に歩き、笑顔までかわす小間物売りが気になる文之介。目を凝らせば、丈右衛門が心を寄せるお知佳のもとにも姿を見せる駒蔵だった。なんとはなしに訝しさを覚えた文之介は、勇七にあとをつけさせるが簡単に撒かれてしまう…お春には初蔵と名乗っていて八掛見に行ったと話すが…。駒蔵は盗賊一味と仲間割れになり、逃げ出すが崖に追い込まれ飛び降り崖下で死骸で見つかるのだが…。文之介が成長し優れた謎解きをするが、中間勇七とのじゃれあいが無駄。
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真面目な時代小説なんですが青春群像をあっくのがお好きな鈴木先生です だんだん一人前の同心になってきました
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父子十手⑦ さくらがまさかの心変わり。 息子から父、っていうと近藤史恵の猿若町捕物帳シリーズを思い出す。 あれははなから息子に惚れてなかったけど。
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さくらちゃんに振り回されて、それはそれで面白かったのですが、そのせいでお春ちゃんとの仲は微妙に。 吾市のずうずうしさが鼻につくなー。
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たまにはこんな時代劇の本も生き抜きにいいですよ。 会話と簡潔な描写だけで進んでいきます。 江戸時代の庶民の生活や文化などそんなに踏み込んではいない小説です。 その辺をもう少し知りたいと思う方は、宇江佐真理さんの時代劇小説をどうぞ。
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